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電卓の定数計算とGTを使う!メーカー別、決まった数字を連続して計算する方法

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この記事は約7分で読めます。
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※この記事は、電卓を使う人向けです。
電卓の定数計算を使っているコバヤシ(@BizHack1)です。

キャノン、シャープ、カシオのビジネス電卓には、便利な機能がたくさんあります。 
定数計算機能やGT(グランドトータル)を使う事で、決まった数字を連続して計算する事が簡単に出来ます。

今回は、電卓の定数計算とGTを使う!メーカー別、決まった数字を連続して計算する方法を紹介します。

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キャノン・シャープとカシオで操作方法が違う

ビジネス電卓は、キャノン、シャープ、カシオの3メーカーが有名ですが、操作方法はメーカーにより違います。

キャノン・シャープが同じで、カシオは違います。

今回使う電卓の機能は「定数計算」と「GT(グランドトータル)機能」の2つです。

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定数計算とは?

定数計算とは、決まった数字を連続して計算することで、定数加算、定数減算、定数乗算、定数除算の4種類があります。

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GT(グランドトータル)機能とは?

GT(グランドトータル)機能は、複数の計算結果を蓄積し、まとめて表示する機能です。 検算や複数項目の合計処理に便利です。

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定数計算やGT機能があるメーカー別電卓

定数計算やGT機能がある電卓で”おすすめ”なモデルを紹介します。

・キャノン「HS-1220TUG」(実売1,500~2,000円)
・シャープ「CS-S952X」(実売4,000~5,000円)
・カシオ「DS-20WKA-N」(実売8,000~10,000円)

いずれも、iPad mini ぐらいの大きさのもので打ちやすいです。

最安値のキャノン「HS-1220TUG」(実売1,500~2,000円)でも、定数計算やGT機能はあるので入門用として良いかも知れません。

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実例|メーカー別操作手順:定数計算(加算、減算、乗算、除算)&GT機能

それでは、メーカー別に定数計算とGT機能を使い説明します。
以下、4つの実例を用います。

  • 加算(+)「3+5」 「7+5」 「8+5
  • 減算(-)「20-10」「23-10」「68-10
  • 乗算(×)「58×6」 「123×6」 「88×6
  • 除算(÷)「32÷2」 「90÷2」 「120÷2

定数加算(+)&合計

「3+5」「7+5」「8+5」の3つの合計を出します。
定数は5です。

通常計算の場合

  • 3 [+] 5 [=] → 8
  • 7 [+] 5 [=] → 12
  • 8 [+] 5 [=] → 13
  • 合計 33

キャノン・シャープの場合

キャノン・シャープは、 演算子[+]1回押しで定数設定します。

  1. 3 [+] 5 [=] → 8 (定数「+5」セット/GTに加算)
  2. 7 [=] → 12 (GTに加算)
  3. 8 [=] → 13 (GTに加算)
  4. [GT] → 合計 33

カシオの場合

カシオは、 演算子[+]2回押しで定数モードになります。

  1. 5 [+] [+] (定数「+5」セット)
  2. 3 [=] → 8 (GTに加算)
  3. 7 [=] → 12 (GTに加算)
  4. 8 [=] → 13 (GTに加算)
  5. [GT] → 合計 33

定数減算(-)&合計

「20-10」「23-10」「68-10」の3つの合計を出します。
定数は10です。

通常計算の場合

  • 20 [-] 10 [=] → 10
  • 23 [-] 10 [=] → 13
  • 68 [-] 10 [=] → 58
  • 合計 81

キャノン・シャープの場合
キャノン・シャープは、 演算子[-]1回押しで定数設定します。

  1. 20 [-] 10 [=] → 10 (定数「-10」セット/GTに加算)
  2. 23 [=] → 13 (GTに加算)
  3. 68 [=] → 58 (GTに加算)
  4. [GT] → 合計 81

カシオの場合
カシオは、 演算子[-]2回押しで定数モードになります。

  1. 10 [-] [-] (定数「-10」セット)
  2. 20 [=] → 10 (GTに加算)
  3. 23 [=] → 13 (GTに加算)
  4. 68 [=] → 58 (GTに加算)
  5. [GT] → 合計 81

定数乗算(×)&合計

「58×6」「123×6」「88×6」の3つの合計を出します。
定数は6です。

通常計算の場合

  • 58 [×] 6 [=] → 348
  • 123 [×] 6 [=] → 738
  • 88 [×] 6 [=] → 528
  • 合計 1,614

キャノン・シャープの場合
キャノン・シャープは、 演算子[×]1回押しで定数設定します。

  1. 58 [×] 6 [=] → 348 (定数「×6」セット/GTに加算)
  2. 123 [=] → 738 (GTに加算)
  3. 88 [=] → 528 (GTに加算)
  4. [GT] → 合計 1,614

なお、キャノン・シャープの1部のモデルは「乗算」のみ演算子の前の数字が定数になります。
例えば、キャノン「HS-1220TUG」の場合「6×58」「6×123」「6×88」と置き換えます。

  1. 6 [×] 58 [=] → 348 (定数「×6」セット/GTに加算)
  2. 123 [=] → 738 (GTに加算)
  3. 88 [=] → 528 (GTに加算)
  4. [GT] → 合計 1,614

以下の図のように、使用するモデルの説明書に乗算だけ違う事(赤枠部分)が記載されています。

キャノン「HS-1220TUG」説明書より

また、カシオと同様の操作で、演算子[×]2回押しで定数設定することも出来ます。

  1. 6 [×][×] (定数「×6」セット)
  2. 58 [=] → 348 (GTに加算)
  3. 123 [=] → 738 (GTに加算)
  4. 88 [=] → 528 (GTに加算)
  5. [GT] → 合計 1,614

カシオの場合
カシオは、 演算子[×]2回押しで定数モードになります。

  1. 6 [×][×] (定数「×6」セット)
  2. 58 [=] → 348 (GTに加算)
  3. 123 [=] → 738 (GTに加算)
  4. 88 [=] → 528 (GTに加算)
  5. [GT] → 合計 1,614

定数除算(÷)&合計

「32÷2」「90÷2」「120÷2」の3つの合計を出します。
定数は2です。

通常計算の場合

  • 32 [÷] 2 [=] → 16
  • 90 [÷] 2 [=] → 45
  • 120 [÷] 2 [=] → 60
  • 合計 121

キャノン・シャープの場合
キャノン・シャープは、 演算子[÷]1回押しで定数設定します。

  1. 32 [÷] 2 [=] → 16 (定数「÷2」セット)
  2. 90 [=] → 45 (GTに加算)
  3. 120 [=] → 60 (GTに加算)
  4. [GT] → 合計 121

カシオの場合
カシオは、 演算子[÷]2回押しで定数モードになります。

  1. 2 [÷][÷] (定数「÷2」セット)
  2. 32 [=] → 16 (GTに加算)
  3. 90 [=] → 45 (GTに加算)
  4. 120 [=] → 60 (GTに加算)
  5. [GT] → 合計 121
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まとめ

今回は、電卓を使った決まった数字を連続して計算する方法をメーカー別に紹介しました。

電卓の定数計算GT機能を使うと、入力が減り素早く計算結果を得ることが出来ます。

キャノン・シャープとカシオで操作方法が違います。
またキャノン・シャープの一部のモデルは、定数乗算だけ操作方法が違うので、気をつけましょう。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

編集後記

以前は、キャノン・シャープの一部のモデルが、定数乗算だけ操作が違うことを知らず「なぜ出来ないのか?」とドツボにハマった事がありました。「知っている」と「知らない」では、大きな違いがありますね。

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