※この記事は、自分の商品を売ることについてヒントが欲しい人向けです。
最近、TVを買い替えたコバヤシ(@BizHack1)です。
ある日突然TVから、ウィーンと変なモーター音がするようになりました。
電源が突然落ちたりもします。
これはイカンとなり、1人10万円の特別定額給付金を使って購入しました。
今回は、【10万円の給付金の使い道】セールスが上手い人からTVを買い替えたを説明します。
セールスが上手い人からものを買うと満足度が高い
ものを買うのにAmazonを使うことが増えました。
最近購入したものでは、マイク3本、ヘッドホン、USBハブです。
- コンデンサーマイク⇒ Roycel RC-S01、FIFINE K670、audio-technica AT2020USB+
- ヘッドホン⇒ エレコム ブルートゥース ヘッドセット 両耳片耳対応 ブラック LBT-HPS05PCBK
- USBハブ⇒ USB ハブ atolla USB 3.0 Hub 7ポート増設 + 1充電ポート, USB拡張 セルフパワー/バスパワー 【USB 3.0 HUB 独立スイッチ付・5V/4A ACアダプタ付き・100cm USBケーブル】
価格帯は、3000円~17000円です。
また、Amazon以外のネットで30~50万円のPCが高額購入することもあります。
法人購入では、何百万と購入しますがこれはB2Bの話ですし、掛売りなどもあるので、また意味合いが違います。個人購入では、このくらいの価格帯までが多いのではないでしょうか?
ネットで価格の高いものを買うことに、あまり抵抗がない私ですが、今回は家電量販店で購入しています。ヤマダ電機、ビックカメラ、エディオンと周り、購入したのはヨドバシカメラです。
結果、セールスが上手い人からものを買うと満足度が高いと感じました。
なぜなのか、深掘りします。
セールスが上手い人の3つの特徴
セールスが上手い人には、3つの特徴があります。
商品知識が豊富
液晶と有機EL、androidTV、倍速対応、チューナー内蔵、音響、消費電力、etc
商品知識が豊富でないとお客に説明できず、購入にいたりません。
お客が何を欲しているのかに合わせて商品を進める
TV番組をたくさん録画したい、PCモニターとしても使いたい、映画を見るのが第一、etc
お客が求めることに合わせて商品を薦めないと、購入にいたりません。
購入に至る本当の決定権者を見抜く
旦那、奥さん、子供、おじいちゃん、おばあちゃん、etc
それぞれの家庭により、サイフを開くのは誰かを把握しないと、購入にいたりません。
具体的に説明します。
TV購入までのプロセスを紹介
15年愛用しているプラズマTVの故障【パイオニア ピュアビジョン PDP-436HD[43インチ]2005年9月発売】
結婚したときに購入した、パイオニアのプラズマTVが故障しました。
映画が好きな我が家では、黒の発色がどれだけでるかが全てで、見た瞬間価格もみずに購入決定しました。とても気にいってるTVです。
ある日、変なモーター音がするようになり、電源も突然落ちたりするようになりました。メディアレシーバー内部の掃除をしましたが、変わりません。
かれこれ15年も使っているとガタがきます。
残念ですが寿命です。
TV番組を見ることはほとんどありませんが、映画やドラマは毎日みます。
⇒ 【構成力を鍛える】私がやった映画やドラマ、アニメを見る理由づけ
すぐにでも買い替えが必要になりました。
さて、困りました。
どのTVがいいのか、
今のTV事情が全くわかりません。
今のTV事情を調べる
まずは、どんなものか実際に見てみようと、
奥さんと2人でヨドバシカメラに向かいます。
画面がデカイ、薄い、日本メーカーが減っていて、知らないメーカーが増えている、なんか妙に画面がケバイ。
こんな印象です。
見た感じの印象でよさそうだと思った、
スペックが書いてある価格表をスマホで写真をとります。
LGです。
ソニーです。
なんか妙に安いTCLです。
自宅に帰り、これをもとにちょとネットで調べます。
晩ごはんを食べている時に奥さんが、いいます。
FUNAIがいんじゃない。
LG、ソニー、TCLと全然違うじゃん、なんでやねん。
へーそんなんね。という事でFUNAIを調べます。
格安のTVやビデオデッキを自社ブランドで販売し、ほとんどはOEM供給で、海外シェアが高いと言うのが、FUNAIのイメージです。今はヤマダ電機と提携していてTVをヤマダ専売で販売しているとのことらしい。なるほど、55型までの商品が、安くてよい品質であることがわかりました。
我が家の間取りを考えると画面の大きさは55型で価格は15万円くらいで十分。
すでにプラズマTVは製造されていないから購入できない。有機ELTVは65型~以上が画質のよさが発揮できるが予算オーバー。液晶TVは画質を求めても仕方がないし、3、4年後の5G対応機器にあわせて買い替えすればOKか。
とFUNAIでよい理由を見つけます。
ちょうど、1週間ほど前にオンライン申請していた特別給付金が振り込まれていました。
⇒ 【給付金の手続きは10分】マイナンバーカードでオンライン申請を解説
臨時収入としてありがたく購入代金に充てます。
1店舗目|ヤマダ電機に向かう(FUNAIのTV)
前情報を得た翌日にヤマダ電機に向かいます。
販売員さんと話をします。ふむふむなるほど。商品説明は良くわかります。
FUNAIで購入でいいかと考えていましたが、止めました。
彼は、FUNAIがキライでした。
2店舗目|ビックカメラに向かう(東芝のTV)
翌日、ビックカメラに向かいます。
FUNAIはヤマダ電機の専売ですから、他店にはありません。
東芝REGZAがよさそうです。
販売員さんを話をします。うーん、商品は良いのでしょうけど、なんかなぁ。
彼は、メーカーからの店舗応援員で、商品ありきで薦めてくるプロダクトアウト型でした。
3店舗目|エディオンに向かう(目的のTVなし)
次にエディオンに向かいます。
他のTVをざっとみてみます。うーん、なんか違う。
販売員さんと話するまでもなく止めました。
販売員がなぜか近くにいませんし、先の2店舗と何の違いがあるのか分かりませんでした。どこで買っても一緒かな。
4店舗目|ヨドバシカメラに向かう(全然違うTVになる)
次にヨドバシカメラにいきました。
他店と同じようにTVをみます。
販売員さんと話をします。
なるほどー。圧倒的にこれですね!
私の一押しは決まりました。
とあるメーカーのとある商品です。
奥さんに私の一押しを伝えます。
えっ、東芝でいいじゃん。
奥さんはなんだか東芝押しになってました。
どないやねん、
いいんじゃない。
さっきの販売員さんに東芝のTVで購入決定を伝えます。
このTVだったら、同じメーカーでちょっと良い性能かつ、同価格帯で別の商品がありますよ。
じゃあ、それで。
でも、さっきのTV、なんで止めたんですか?
予算が足りないんですよー。
奥さんがダメだと言ったからとは言えません。予算のせいにしました。
了解ですー。
それじゃ仕方ないですね。
下取りするTVって、どんなやつですか?
15年前くらいのパイアオニアのプラズマです。
えっ、それって、KUROとかその辺のものじゃないっすか?
あのころのパイオニアのプラズマって、黒キレイでしたよね。
・・・。
購入される東芝のTVより、映画を見るって用途だと、今でもパイオニアの方が上かも知れないですね。
引き取り差額割引も若干ですけど、良いTVだったのでお得になりますよ。
・・・・・・・・・・・・。
映画好きってホントにお好きなんですね!
これを言われた瞬間、私の一押しTVに奥さんの心が動きます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
販売員さんは、パイオニアのプラズマTVをほめ、その画質を見たことがあり、そのTVの購買層が何を求めて買っているのかを知っていました。
じゃぁ、それ下さい!
はい、奥さんいちころです。
この間、わずか30分です。
ヨドバシカメラの販売員さんは、セールスが上手い人の3つの特徴を全て持ち合わせていたのです。
購入したTV【LGエレクトロニクス OLED65BXPJA[65インチ]2020年6月発売】
これが搬入されてきた「とあるメーカー」の「とある商品」です。
⇒ LG 65型 4Kチューナー内蔵 有機EL テレビ OLED 65BXPJA Alexa 搭載 2020 年モデル
めちゃめちゃ薄いです。
元の予定は「55型、液晶、予算15万円」、結果は「65型、有機EL、24万円(※購入時の価格)」です。
予定と全然違い右往左往しましたが、私はもとより、購入に至る決定権者である奥さんも大満足です。セールスが上手い人からTVを買うことができて良かったです。
ネットのレビューでもよいのでは?
ネットのレビューはとても参考になります。
特に趣味や嗜好品のようなものは、同じ価値観に基づくから共感しやすいです。
参考になるレビューは、その情報を欲しているターゲット層をある程度は絞っているとはいえ、不特定多数です。そのため、かなりの情報量が必要になり、自分にあう情報を選別しなくてはなりません。これは時間がかかります。
けれど、今回のような
- TVが故障し急遽購入しなければならない
- 今のTV知識は全くない
という2つの要素がある場合は、その時間をかけることができません。
こういう時は、専門家がいるとわかっている店舗で自分の趣味趣向、商品知識を伝えると時間を短縮できることが多いです。
お客との対話から論理的かつ、エモーショナルな商談組立を行い、自分の考えをきちんと挟んでくる販売員は、たとえ短い時間でも信頼がおけます。
買い替え前のTVの商品コンセプトをホンの一言口にしただけで、彼の信用も垣間見えました。
30分程度の時間でも信頼を得てからの購入ですから満足度は高いです。
まとめ
セールスが上手い人からTVを買い替えた話をしました。
全く知識がない状態から2日で購入しましたが、満足度は高かったです。
「商品知識が豊富」「お客が何を欲しているのかに合わせて商品を薦める」「購入に至る決定権者を見抜くことができる」というセールスができる人からものを買うと腹落ちします。
あなたもこういう経験は有りませんか?
深掘りすることでセールスについて考えることができます。
自分の商品を売ることについてヒントにしてみてはいかがでしょうか?
最後まで読んで頂きありがとうございました。