悩む人とも仕事をしている、コバヤシです。
これは、1人以上の少人数経営者向けの記事になります。
あなた(経営者)は、悩みません。
考えます。
あなた以外(部下)は、考えません。
悩みます。
経営者の視点で、悩まず、考えてほしいと望みます。
今回は、【考える人への育て方】行動に移す事ができない「悩む」人が普通ですについてお話しします。
悩む人を考える人に育てるべき
あなた(経営者)は、悩んだりしません。
考えてすぐ行動します。
行動しないと進まない事を知っているからです。
あなた以外(部下)は、考えません。
考えないので、悩んでいます。
行動に移す事が目的になっていて、「悩む」ことが「考える」ことになっています。
あなたにとっては、「考える」のは当たり前です。
あなた以外は、「考える」ことは難しいです。
それは、あなたが経営者だからです。
会社の資金調達時の連帯保証人は誰ですか?
おそらく、あなた個人がなっていると思います。
責任がある立場なので、「考える」ことは当たり前です。
あなた以外は、責任がないです。
「悩む」余裕があります。
経営者の視点で物事を見てほしいなら、悩む人を考える人に育てるべきです。
「悩む」を「考える」人に育てた方が良い2つの理由
「考える」が出来る人は、あなたの会社に、そもそも入らない
小さな会社では、はじめから「考える」ができる人は、入社しません。
はじめから「考える」ができる人は、自分でやるか、大きな会社にいます。
いる訳ないと、割り切りましょう。
あなたの会社に「考える」が出来る人がいると、メンドウでしかない
小さな規模で、はじめから「考える」ができる人がいると、メンドウくさいです。
あなた以外だと、経験が足りない事が多いです。
けれど、考えてから話してくるので、いちいちあなたの手間がとられます。
小さな規模は、売上規模で1~3億くらいです。
会社規模の成長に合わせて、徐々に考えられるようになればOKです。
実際、こっちの方が問題です。
はじめから「考える」ができる人を取る事はできます。
年収600万以上にして、採用費を同額くらいかける
これができるなら、事業計画もしっかりしており、VCからの資金調達も可能です。
本サイトは「少人数経営」がテーマですので、関係のない話です。
私たちは、だせて年収300万がいいところです。
無い物ねだりはやめましょう。
「悩む」のは普通。特徴からみる育て方
「悩む」のは普通です。
「悩む」と「考える」の 特徴からみる育て方について説明します。
「悩む」と「考える」の特徴
このような特徴があります。
「悩む」人は、ネガティブ発信で、わからないにも関わらず、 正しい結論が何かを探します。
「今忙しいから」と、できない理由をたくさん見つけます。
人に相談はし、意見をもらうと、その意見をもって別の人に相談にいきます。
「考える」人は、ポジティブ発信で、正しい結論が何かはわからないので、仮の結論を出します。
仮の結論を達成するために、「どうしたらできるか」を制限を持たずに見つけます。
人に相談はし、意見をもらうと、仮の結論からの差異を計り取捨選択をします。
「悩む」と行動に結びつかないように考えてします。
「考える」と解決を図ろうとします。
- 「悩む」=ゴールがない
- 「考える」=ゴールがある
「考える」とは論理的思考のことなのです。
「悩む」普通から「考える」論理的思考への育て方
「考える」は、論理的思考だとわかりました。
論理的思考に行く前に、「気付き」をもってもらいます。
- あなたが、プロセスをつくります。
- あなた以外は、強制的に実行してもらいます。
- 実行してもらったら、質問をもらいます。
- 2.3.を繰り返して実行してもらいます。
- 前の質問より深くなっていると「考える」ことになります。
- 同じ質問をしてくる場合は、回数を増やします。
「気付き」ができると、「考える」ようになります。
先にお話ししたように、会社の融資の連帯保証になってもらえれば、一気に「考える」ことができるようになりますが、強要することはできません。
「悩む」のは、普通です。
あなたが、思っている以上に悩みます。
早めに訓練を開始することをお勧めします。
「気付き」の訓練をして、「考える」人に育てましょう。
どうしても、イライラしてしまう場合は?
ずばり、向いていません。
身も蓋もないです。
けれど正しいと思います。
専門職の経営者に多い傾向があります。
経営者自身が、専門技術に能力が突出しています。
突出しているが故に、なぜ出来ないのか、理解できません。
名監督は、優秀なプレイヤーである必要はない。
これと同じです。
どうしてもイライラするなら、こういう手があります。
- 誰かに代行してもらう
- 人を使わなくてもできるようにプロセスを見直す
我慢して人を育てる必要はありません。
なければないで、煩わしさから解放されます。
全然ありです。
ちなみに、我慢してやった人は、こういう結論が多いです。
向いてないことがハッキリわかった。
まとめ
1人以上の少人数経営者のあなたは、悩む人を考える人に育てるべきです
あなたの会社には、「考える」ができる人はきません。
「悩む」普通の人がくればOKです。
「考える」ができる人が、はじめにいると、手間ばかりとられてメンドウくさいです。
小さな会社では、最初のうちは、キャツシュフローを稼ぎます。
四の五の言わずに回転率の高い、普通の商品を売り稼ぎます。
考えなくても良い時も「考える」人は、考えます。
メンドウくさいです。
ある程度の売上を上げ、利益確保できれば余裕がでます。
それぐらいから、徐々に「考える」にシフトしましょう。
売上規模は1億くらいです。
それ以下は、何をやっても変わらないと思いましょう。
手順は「気付き」からです。
「考える」は論理的思考です。
あなた以外に論理的思考が身に付けば、あなたは、精神的に楽になります。
最後まで読んで頂きありがとうございました。