※この記事は、給付金の申請を郵送でする人向けです。
給付金申請をオンラインで済ませたコバヤシ(@BizHack1)です。
「特別定額給付金」の書類が郵送されてきました。
書類を確認し、郵送での申請の場合に気になる点をまとめてみました。
今回は、【郵送の場合】給付金の申請【いつごろお金がもらえるのか?】を解説します。
【郵送の場合】給付金はいつごろお金がもらえるのか?
書類に不備がなければ申請書を発送してから、最短1か月。最大で2か月後です。
大阪市の場合は、1~2ヵ月後です。
- 書類に不備がなければ1か月後
- 書類に不備があれば2か月後
ということでしょう。
他の書類を郵送でした時は1か月から1.5ヶ月です。
2ヵ月は長い方ですが、給付金の申請数が多いことを考えると、まだ早い方だと思います。
とはいえ、あなたの手元に届かない事には、申請することもできません。
給付金(10万円)はあなたが申請しなければもらえません。
いったいいつ郵送されるのでしょうか?
申請書の郵送開始は、地方自治体ごとに違う
申請には、オンラインと郵送の2つの方法があります。
どちらも、地方自治体ごとに受付開始や郵送開始が違います。
まとまった情報が見つからないのは、それぞれの地方自治体の人口数や役所の担当者数などで事情が違うため、対応が日々かわることがあるからです。
私は大阪に住んでいますが、郵送されてきたのは、本日2020年5月23日のお昼頃です。
大阪市の場合は、21か22日に郵送開始でしたので、早い到着だと思います。
開始日を確認するにはホームページがお勧め
それぞれの地方自治体のホームページや専用の電話窓口に問い合わせることになります。
ニュースでも連日報道されていますが、役所の担当現場は大混乱です。
アナログでの確認は、その人毎に最適な回答を得ることができます。
けれど、今回のように、一度に多くの問い合わせが殺到すると、担当者の数が限られていますから返答が遅れます。
- 電話が中々つながらない。
- 役所に出向いても長い時間待たされる。
こういうことになります。
あなたの住民票がある地方自治体のホームページを確認する方が良いかもしれません。ホームページに情報がないなら、まだ開始されていないと言うことです。
申請書や添付書類は不備がないようにしっかり確認する
郵送されてきたら、返送する前にしっかり書類の確認をしましょう。
不備があると、給付が遅れます。
何度も役所とのやりとりをすることになるからですが、
役所の担当者数は限られていて、書類の不備があって申請者に返答しようにも、時間が掛かってしまう状態です。
今、オンライン、郵送の申請のどちらでもかなりの申請書が不備となっています。
そんなに間違えるの?
と思うかもしれません。
よくある記入の間違い
例えば、受取方法が指定金融機関への振込の場合、通帳を見て銀行名や口座番号をかきます。けれど、こういことがあります。
- その通帳が古くて、今は銀行の統廃合により存在しない
- 銀行名を俗称で書いてしまう
俗称の間違いでよくあるのは、JAバンクです。
テレビのCMなどで「JAバンク」と言っていますが、正式名称ではありません。
正式名称の例は以下です。
- xx農業協同組合(xxは地域名など)
- 信用農業協同組合連合会
また、郵送の場合は、それぞれの地方自治体がもつ住民記帳台帳から世帯主などを引っ張ってくるので、受給者部分では不備はありません。
もちろん、最近子供が生まれたとか、祖父が亡くなったなどは違っている場合があります。会社員なら年末調整の時、個人なら確定申告の時など、住民記帳台帳に登録された時期の情報になるからです。
今回の給付対象者は、令和2年4月27日(基準日)時点において、xx市町村の住民記帳台帳に記載されている方。になります。
対象者要件に当てはまっているかをしっかり確認しましょう。
郵送されてきた書類
郵送されてきた書類はこんな感じです。
表面の上にあるお問い合わせ番号を控えておきましょう。
問い合わせするときに必要になります。
裏面の「本人確認書類について」に添付書類の本人確認書類や振込口座が確認できる通帳等のコピーもどこの面やページが必要なのかを図で示してあります。
P4にはよくある質問がQA方式でかいてあります。
役所にこないでください。感がヒシヒシと伝わります。
地方自治体の状況
オンライン申請は、マイナポータルから申請をしますが、地方自治体がもつ住民記帳台帳のデータベースと直結していないため、誰でも何度でも申請出来てしまいます。
また、申請するために必要な登録情報の入力フォームも突貫でつくられているため、指定金融機関入力も自由入力出来ていました。選択方式にすればこういう問題はおきませんが、時間がなかったのでしょう。
加えてアプリ版まで用意したものですから、余計に申請者が間違いやすい状況を生み出しました。このため、地方自治体の担当現場は、確認、連絡などで昼夜問わず疲弊しています。
とはいえ、迅速に給付することが求められているから、それぞれの地方自治体毎の対応がみえてきました。
ある地方自治体は、先に郵送申請を開始しました。オンライン申請を後にすることで、オンライン申請の夫婦どちらとも申請できてしまうなどの多重申請を回避し、問い合わせが増えることを押えています。
また、いくつかの地方自治体は、オンライン申請の受付を停止し、郵送主体に切り替えました。郵送前提でも確認が追いつかない事を前提に記載された文字を自動認識するソフト(OCRといいます)を今回の給付用に開発しているところもあります。
まとめ
郵送での給付金申請も始まっています。
地方自治体により時期が違うので、それぞれの地方自治体で確認しましょう。
電話がは、中々つながらないかもしれません。
ホームページでの確認がお勧めです。
情報が上がっていないなら、あなたの管轄はまだ始まっていません。
書類の不備には気を付けましょう。
しっかりと元になる原本を見て、記入することが大事です。
やりとりが発生する分だけ、給付は遅れます。
給付金が早くあなたの手元に入ることを願っています。
最後まで読んで頂きありがとうございました。