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TRPGを趣味にすると、トラブル対処がうまくなる?

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今回は私の、よりパーソナルな部分を知っていただこうと思い、趣味であるTRPGというゲームについてお話ししたいと思います。

このTRPG(テーブルトークロールプレイングゲーム)というジャンルのゲームですが、実はとても奥深く、何よりコミュニケーションの上で成り立っているために、”ただゲームを楽しむ”という範囲を越えて、毎回違ったシチュエーションの中で、”人とどう接して、どううまく会話を続けるのか”という日常生活においても重要な部分を学びながらプレイしている、そんな感覚すらあります。

また、TRPGでは常に何かしらのトラブルや予期せぬ出来事が起こります。そのトラブルを対処してこそ、より良いエンディングにたどり着くというものなのです。

では、そのTRPGとは具体的にどのようなゲームなのか、なぜトラブルが起きることが前提にあるのか、今回はそのゲームの簡単な概要だけ説明いたします。

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TRPGとは

私がプレイしているのは、TRPGというジャンルの中でも「クトゥルフ神話」というホラー小説の世界観をシナリオ内で体験できるものとなります。

TRPGをプレイするには毎回「シナリオ」という物語の筋書きを用意します。そしてそのシナリオを進行する「キーパー」、ゲーム内で行動を行う「探索者」に分かれてゲームを行います。

探索者はキーパーから与えられるシナリオの世界観情報や、探索者が置かれている状況を把握しながら、自由に行動してゲーム内の「シナリオクリア」を目指してゆくのですが、TRPGの面白いところは、これが全て「トーク」で行われるところです。

キーパーから”言葉”でシナリオの流れが説明され、探索者も”言葉”を使ってシナリオ内で行動します。

つまり、プレイする人、使う言葉によって大きくシナリオが変化することすらあるのがTRPGの面白いところになります。

「普通のゲーム」と違うところ、”言葉”こそ武器

今現在ゲームといえばPS4やSwitch、スマホアプリなどなど、たくさんのハードやソフトが生み出されていますが、そのどれもが「選択肢」という与えられたフィールドの中で遊ぶことが前提になっています。

こうした「戦う」「アイテム」「逃げる」などの選択肢があるゲームとは、TRPGは大きく異なり、「自分で考えた言葉」が武器となり物語の一部になるのがTRPGです。

つまりTRPGの中で「戦う」という選択をするとしても「泣きながら殴る」「足を狙って転ばせる」「そこに停めてある車を奪って突撃する」など、言葉1つ付け足すだけで、無限の戦い方ができるのです。

そしてもう一つTRPGの面白いところに、「サイコロ」というランダム要素が加わります。

先程の「戦う」という選択を行い、「足を狙って転ばせる」というロールプレイをしたとします。しかしサイコロの出目によって「相手に避けられてしまった」だったり、「上手く狙いが定まらず自分が転んでしまった」など、「失敗」する可能性があるというところがTRPGの面白いところです。

言葉という無限の自由性に加えて、サイコロというランダム性、そしてキーパーという俯瞰した「神」のポジションを持つ者がいる。これらが合わさってTRPGは、プレイする人によって大きくシナリオが変わっていくのです。

シナリオには大まかなエンディングがいつくか用意されていますが、プレイする人の考え方や、キーパーの采配によって、このエンディングを逸脱することだってあるのです。

人生が思い通りにいかないように、このゲームは例外とアドリブに溢れています。

つまりこのゲームで擬似的に、トラブルに対処する力を身につけることができるのです。

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トラブルを対処するには経験

シナリオを進めるキーパーは探索者の行動を把握・管理しつつエンディングに向かわせなければいけないという仕事の中で、探索者の思わぬ行動に対処していかなければなりません。その中で、シナリオに書かれたこと以外もしなければならないこともあるでしょう。

探索者サイドも、何人かの探索者と力を合わせながらも、人間同士のやりとりですので意見が違う場面も出てくることでしょう。それを上手く対処しつつ、キーパーから与えられた環境の中でいかに上手く生き残るかを考えなければなりません。

どんなに頑張ってもサイコロという運命に負けることもありますが…。

運に左右されつつも、人とのコミュニケーションを上手くとってより良いエンディングを目指す、というのは決してゲームの中の話だけではない気がしてきませんか??

まるで、しっかり企画書を書いてその通りにプレゼンをしていたのに、思わぬ質問が飛び出して流れが大きく変わってしまった…なんて現実的な出来事にも当てはまる、かもしれません。

つまりこのTRPGという、話ながら自分たちで物語を構築していくこのゲームは、ただ遊ぶという中にもしっかりとトラブルに対処する力を身につけることができる、そんな人生によく似たゲームなのです

もちろん「トラブルに対処する」と言っても簡単なことではありません

アドリブの力はすぐに身につくわけではありません。どうすればいいか分からず、途方にくれることもあるでしょう。

ですが、相手は人間です。話せば分かると言いますが、コミュニケーションを根気よく続けていくことで折り合いがついたり、助け舟を出してくれたりと、いつの間にか活路が見出せることもあります。

つまりトラブルには経験から見出した言葉の武器で対処するしかないのです。

現実ではトラブルをわざわざ起こして経験を積む、なんてことはしたくないですが、クトゥルフTRPGならばトラブルが起きる前提で話が進むので、アドリブの力を身につける絶好のチャンスです。

突然人前で喋らなければいけないとき、突然思いもよらない事が起こってしまったとき、どのように対処すべきかなんてその時にならなければ分からないものですが、このTRPGという架空の世界でロールプレイすることでその「突然」に慣れていってみませんか??きっと突発的な出来事に強くなる、と私は思います。

編集後記

今回はクトゥルフ神話TRPGの雰囲気だけお伝えしてしまったので、機会があればもっとゲームのシステムなどの話も交えていきたいと思います。プレイ動画もたくさんあるのでぜひ検索してみてください。

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