※この記事は、算数を忘れてしまった人向けです。
簡単な計算方法を忘れてしまったコバヤシ(@BizHack1)です。
2人分のレシピを3人に増やす時に、材料を60gから3:2の割合で増やしたり、2人に1,000円を3:2の割合で分けるなど、日常生活や仕事など様々な場面で遭遇しますが、どうやって計算するのか忘れている事があります。
簡単なはずなのに、恥ずかしくて誰かに聞けない!なんてこともあるでしょう。
今回は、何対何ってどう計算するんだっけ?【比率の計算方法】を紹介します。
「1」がいくつかを計算する
「1」がいくつかを計算し、その計算結果を割合ごとに計算すれば答えが出ます。
具体例で見てみましょう。
60gの3:2は何g?
例えば、60gを3:2に分ける場合を考えてみます。
3:2の3と2を足すと「5」になります。
60gを「5」で割って、「1」が何gになるかを出します。
60g÷5=12g ←これが「1」です。
次に
3:2の「3」は何gを計算します。
12g×3=36g
次に
3:2の「2」は何gを計算します。
12g×2=24g
これで、60gの3:2は、36gと24gということがわかりました。
1,000円の3:2は何円?
例えば、1,000円を3:2に分ける場合を考えてみます。
3:2の3と2を足すと「5」になります。
1,000円を「5」で割って、「1」が何円になるかを出します。
1,000円÷5=200円 ←これが「1」です。
次に
3:2の「3」は何円を計算します。
200円×3=600円
次に
3:2の「2」は何円を計算します。
200円×2=400円
これで、1,000円の3:2は、600円と400円ということがわかりました。
割り切れない場合は近似値になる
「1」がいくつかを計算すると簡単に答えが出ることがわかりました。
では、割り切れない場合はどうなるでしょうか?
答えは、近似値になる。です。
具体例で見てみましょう。
60gの6:1は何g?
例えば、60gを6:1に分ける場合を考えてみます。
6:1の6と1を足すと「7」になります。
60gを「7」で割って、「1」が何gになるかを出します。
60g÷7=8.57142…g ←これが「1」です。
次に
6:1の「6」は何gを計算します。
8.57g×6=51.42g
次に
6:1の「1」は何gを計算します。
8.57g×1=8.57g
これで、60gの6:1は、51.42gと8.57gということがわかりました。
51.42g+8.57g=59.99g
元の数字「60g」の近似値となります。
1,000円の1:2は何円?
例えば、1,000円を1:2に分ける場合を考えてみます。
1:2の1と2を足すと「3」になります。
1,000円を「3」で割って、「1」が何円になるかを出します。
1,000円÷3=333.33333…円 ←これが「1」です。
次に
1:2の「1」は何円を計算します。
333.33円×1=333.33円
次に
1:2の「2」は何円を計算します。
333.33円×2=666.66円
これで、1,000円の1:2は、333.33円と666.66円ということがわかりました。
333.33円+666.66円=999.99円
元の数字「1,000円」の近似値となります。
まとめ
今回は、比率の計算方法を紹介しました。
比率部分を足し、足した数字を元の数字で割り「1」を出す。
出した「1」を双方の比率で掛け算する。
これだけです。
比率ごとの算出値を足すと元の数値になり、割り切れない場合は、近似値になります。
最後まで読んで頂きありがとうございました。