※この記事は、電子申請をしている人向けです。
eLTAX(エルタックス)を使っているコバヤシ(@BizHack1)です。
電子申請のeLTAXが、少し便利になります。
ようやく共通納税システムが稼働します。
ダイレクト納付ができるようになります。
住民税などの地方自治体の税金が電子納付できます。
2019年10月から開始されます。
8月19日(月)~9月13日(金)までが事前登録期間です。
本日、会社で申請してみました。
今回は、【eLTAX】税金が電子納付できる【共通納税システムの事前口座登録】を説明します。
令和元年(2019年)9月24日より、地方税ポータルシステム「eLTAX」ホームページ(http://www.eltax.jp)は、新しいホームページ(https://www.eltax.lta.go.jp)に移転いたしました。
eLTAX公式サイトより引用
納付の電子申請事前登録開始、eLTAXで共通化される
eLTAX(エルタックス)を使っています。
まだまだ不便です。
けれど、電子化は進むので、使っています。
eLTAXとは、地方税ポータルシステムの呼称で、地方税における手続きを、インターネットを利用して電子的に行うシステムです。エルタックスと読みます。
eLTAX公式サイトより引用
eLTAXで、小さな会社が良く使うものは、住民税や法人地方税などです。
e-govやe-Taxは国主導ですが、eLTAXは各地方自治体で、システムがバラバラです。
中々、統一されません。
電子申告はできます。
電子納付はできません。
などです。
申告だけネットで行い、結局納付は、金融機関の窓口で支払います。
面倒です。
徐々にシステムの整理が進み、2019年10月から納付できるようになります。
現在、事前登録期間中でしたので、本日申込しました。
注意事項:利用できる人と期間限定である事
今回は、10月稼働に向けての事前登録期間になります。
注意事項が2個あります。
注意事項① 利用できる人
eLTAXは、IDが必要です。
即日発行されますが、今回は8/9までに受理されていない方は使えません。
事前登録期間後は利用できます。
eLTAXの稼働時間は、8時30分~24時(土・日・祝日、年末年始 12/29~1/3は除く)です。
PCdeskとは、無料でご利用いただけるeLTAX対応ソフトウェアです。
eLTAX公式サイトより引用
ピーシーデスクと読みます。申告データを効率よく作成するための様々な作成支援機能があります。
Web版→できない、DL版→できる
※稼働時間外は、受け付けできない
Web版とDL版の違いは、稼働時間外で書類作成出来るか、出来ないかです。
今回の事前登録は、PCdesk(Web版)から行います。
注意事項② 期間限定
以下の事前登録は、以下の期間です。
同期間では、PCdesk(WEB版 )で操作ができる機能は限定されています。
4つの登録手順、口座振替依頼書は郵送する
事前口座登録サイトは以下です。※現在、終了しています。地方税共通納税システム ダイレクト口座事前登録サイト
4つの手順で、登録できます。
- 手順①利用環境設定
- 手順②PCdesk(WEB版 )に ログインする
- 手順③口座登録を行う
- 手順④メッセージを照会する
手順③までで、口座の仮登録ができます。
手順④は、口座の仮登録情報を郵送し、金融機関の審査後に確認します。
手順①利用環境設定
パソコンの動作環境を確認します。
WindowsとIEのみです。
MacやGoogle Chromeは、未対応です。
メモリの部分の62bitは、64bitの間違いですね。
PCdesk(WEB版 )のサイトをインターネットオプションの信頼済みサイトへ追加します。
以下手順です。
- IEを起動する
- [設定]から[インターネットオプション]をクリックする
- [セキュリティ]タブをクリックする
- [信頼済みサイト]を選択する
- [サイト]をクリックする
- [このWebサイトをゾーンに追加する]に「https://ta4.portal.eltax.lta.go.jp」を入力する
- [追加]をクリックする
- [Webサイト]に「https://ta4.portal.eltax.lta.go.jp」が追加されている事を確認する
- [閉じる]をクリックする
手順②PCdesk(WEB版 )に ログインする
PCdesk(WEB版 )を利用してポータルセンタに ログインします。
利用者IDと暗証番号でログインします。
メインメニューが出ます。
[納税メニュー] をクリックします。
手順③口座登録を行う
対象税目は以下です。
納付方法は、以下3つがあります。
今回は、「ダイレクト方式」の事前登録です。
口座登録を行います。
口座は最大3つまで登録できます。
[口座情報の登録]をクリックします。
利用規約の確認画面がでます。
問題なければ、[同意する]をクリックします。
口座情報を入力します。
[金融機関の選択]をクリックし、情報を入力します。
口座情報を確認します。
問題なければ、[次へ]をクリックします。
口座振替依頼書を印刷します。
[申込用紙印刷]をクリックし、プリンターで印刷します。
印刷のプレビュー画面です。
登録情報が反映されています。
A4サイズで3枚印刷されます。
- 1枚目:金融機関宛
- 2枚目:宛名ラベル
- 3枚名:利用者控え
1枚目を封筒に入れ、2枚目の宛名ラベルを貼って、郵送します。
こんな感じです。
[納税メニュー]の[口座情報の確認・変更]をクリックします。
ステータスが、仮登録になっています。
仮登録まで出来ました。
郵送した、書類が金融機関で処理されて、はじめて本登録です。
1か月くらいは見ておいた方がよさそうです。
手順④メッセージを照会する
ポータルセンタから届いたメッセージを確認します。
金融機関から不受理の場合、理由がメッセージで通知されます。
利用者IDの登録時の、メアド宛にアナウンスが来るはずです。
結果通知がきたら、確認しましょう。
まとめ
事前登録ガイド(※現在、終了しています。)がいつになく、わかりやすいです。
この手順で進めると、5分くらいで印刷までできます。
結局、口座振替依頼書が紙で郵送します。
通常通り1か月くらいかかります。
まだまだ、アナログは残ると思いますが、少しずつデジタル移行していっています。
申告できるが、納付できないとか、ホントに面倒ですが、緩和できるとイイですね。
最後まで読んで頂きありがとうございました。