※この記事は、電子申請をしている人向けです。
eLTAX(地方税ポータルシステム)を使っているコバヤシ(@BizHack1)です。
電子申請のeLTAXが、2019年10月から少し便利になりました。
PCdesk(WEB版)が稼働し、今風になりました。
事前登録していたので、ダイレクト納付もできます。
住民税などの地方自治体の税金が電子納付できます。
今回は、前回郵送した結果も交えて、【eLTAX-共通納税システム】PCdesk(WEB版)で確認。登録完了です。を説明します。
【eLTAX-共通納税システム】PCdesk(WEB版)で確認。登録完了です。
前回【eLTAX】税金が電子納付できる【共通納税システムの事前口座登録】の結果を報告します。
PCdesk(WEB版)に ログインする
2019年10月1日以降にPCdesk(WEB版)に ログインすると、この画面になります。
新規の場合は、利用開始手続きが必要です。
利用開始手続きは、こちらのパンフをご覧ください。
PCdesk(WEB版)ガイド(pdfファイル)
9月までは、事前口座登録のみの稼働でしたので、下のボタン2つ[利用届出(新規)][申請・届出(ログインなし)]が非アクティブでした。
PCdesk(WEB版)のメッセージ照会を確認する
ログイン後の画面も、10月からは、全部稼働を示すアクティブ表示になっています。
[メッセージ照会]をクリックします。
メッセージ一覧画面が出ます。
8月27日の登録したものは、(仮登録)になっています。
分かりにくいですが、[件名]をクリックすれば、内容が確認できます。
審査結果が届いたのは、9月10日でした。
前回こう言いましたが、15日間で結果が返ってきています。
ちなみに、ポストに投函したのも8月27日です。
通常通り1か月くらいかかります。
また、こうも言いましたが、登録メアド宛にアナウンスは有りませんでした。
利用者IDの登録時の、メアド宛にアナウンスが来るはずです。
ログインしないとわからない為、とても不便です。
今回は受理されたから良いけれど、不受理だと気付けないってこと?
これ、疑問に思います。
そんな訳ないと思いますが。。
毎日使うシステムでもないので、個人外注さんなどへの源泉所得税納付が毎月ある場合などに確認したいところです。
でないと、このためだけに毎回ログインして確認するという事になります。
これは手間がかかります。
問い合わせしているので、回答がくればお伝えします。
PCdesk(WEB版 )の口座情報一覧を確認する
念のため、口座情報一覧も確認します。
問題なく登録されています。
きちんと事前口座登録ができました。
ダイレクト納付も可能なので、とても楽になります。
新しくなったeLTAXとPCdesk(WEB版)をレビュー
今回の大幅リニューアルについて、レビューします。
eLTAXのホームページは今風になった
とても今風なホームページです。
見やすいです。
PCdeskは3種類になった
PCdeskについて最新の説明を抜粋しました。
PCdeskとは、無料でご利用いただけるeLTAX対応ソフトウェアです。
eLTAX公式サイトより引用
ピーシーデスクと読みます。申告データを効率よく作成するための様々な作成支援機能があります。
PCdeskには、DL版/WEB版/SP版の3種類があります。
あらかじめ利用届出(新規)を行って、利用者IDを取得してください。
以前までPCdeskは、ダウンロード版しかありませんでした。
今回は、WEB版とスマホ版ができました。
お勧めは、WEB版です。
スマホ版と聞くと、良いイメージですが、現時点ではメッセージ照会しかできません。
スマホ版は論外です。
PCdesk(WEB版)が良い理由
ずばり、この2点です。
説明していきます。
環境設定が簡単
ダウンロード版に比べてですが、環境設定が随分簡単になっています。
ダウンロード版の詳細設定については、書きません。
とてもめんどくさいと言っておきます。
私の場合は、ダウンロード版を使っていたので、データ移行や動作確認などをどこかでしなくてはなりません。
めんどうくさいです。。
動作環境が広がった(macでも利用可能)
Windowsユーザーは、最新である事が安心です。
macユーザーは、ようやく使えるようになりました。
パソコンの動作環境を確認します。
OS:Windows、ブラウザ:IEです。
相変わらずのIE推奨ですが、最新のGoogle Chromeでも動作しています。
メモリの部分の62bitの前回の間違いは、64bitに修正されていました。
OS:mac、ブラウザ:Safariです。
WEB版なので、macでも対応になりました。
マイナンバーなどの電子証明関連では、動作環境のIEやSafariを使わないとダメかもしれません。
PCdesk(WEB版)が(あえて言うなら)良くない理由
続いて良くない理由をあげます。
前回記事同様、稼働時間外の書類作成ができるかできないかです。
税理士さん等で、大量の会社の書類業務があるような方なら、需要があるかもしれません。
こういう業務がない会社がほとんどですので、あえて言うなら程度です。
eLTAXの稼働時間は、以下の通りです。
繁忙期は、元々税理士さん等がたくさんアクセスします。
ここに一般の方もアクセスするので、使用頻度が上がります。
サーバーパンク等、起こり得ることです。
気を付けましょう。
気をつける事:利用者の種類を理解する
簡単にできるeLTAX-PCdeskですが、利用者の種類を理解する必要があります。
利用者の種類により、利用する手続き範囲が違います。
所謂、ユーザー権限というやつです。
利用者IDを取得していないと 納税ができません。
運用上の問題として、経理担当者がいる場合は、利用者IDを使います。
顧問税理士さんがいる場合は、既に所得している場合が多いです。
税理士さんに「会社のeLTAXの利用者IDを教えてください。」と伝えれば教えてくれます。
会社の運用によりますので、顧問税理士さんとよく相談してどうするかを決めましょう。
まとめ
2019年10月1日からeLTAXが全面リニューアルしました。
PCdeskにDL版/WEB版/SP版の3種類が使えるようになりました。
以下の2点からWEB版がお勧めです。
今後も、IT化、ネットへのシフトは加速していきます。
積極的に使っていく事で、スムーズに慣れましょう。
最後まで読んで頂きありがとうございました。