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コロナでスタジオ利用が激減…。お客さまと二人三脚で頑張りたい!

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この記事は約15分で読めます。
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BizHack MEDIAパーソナリティーのコバタケ(@BizHack1)です。

今回、お話しをうかがうのは、
東京中野区にある収録配信の多目的スタジオ「ぴこす」で店長候補をしているがんちゃんこと岩田 文貴(いわた ふみたか)さんです。

Podcast配信あり|BizHack MEDIA Vol.41| 2021.04.21.28/2021年04月21,28日配信「第41回放送」
※こちらの音源はゆめのたね放送局の許可を得て掲載しております。
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お客さまと二人三脚で頑張りたい!

がんちゃんこと岩田 文貴(いわた ふみたか)さん
がんちゃんこと岩田 文貴(いわた ふみたか)さん

「がんちゃん」…鳥取県出身、千葉在住/25歳の時にスーパーの仕事を辞め、思い切って上京。仕事先の繋がりでボドゲカフェに行き、見事ボドゲにハマる。普段のお仕事はゲーム開発、ボドゲで遊びながら紹介記事を書いてたりします。最近ゲーム実況の配信を始めました。

ゲームプログラマーで入社した「がんちゃん」は、収録配信の多目的スタジオで店長候補も務めています。

鳥取のスーパーで7年間勤務し店長候補までになりましたが「好きなことをやろう!」と25歳の時に上京し、ゲームプログラミング専門学校に通います。

そこで出会った方に誘われ、ゲームプログラマーとして入社しますが「別事業を手伝ってほしい」とのことでスタジオ運営を任されることになりました。

最初は戸惑いもありましたが、スーパーで培った「接客」や「仕入れ」「売価管理」が、スタジオ運営に役立ち、今では数々のキャンペーンやイベントを仕掛けています。

「お客さまが、実際に困ってることを切り口に、お客さまと二人三脚で頑張っていきたいですね!」
と希望に満ちた表情で語ってくれました。

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コロナでスタジオ利用が激減

「がんちゃん」BizHack MEDIAへようこそ!

はいどうも、がんちゃんです。

東京にある、ぴこすスタジオで店長候補の、がんちゃんこと岩田文貴です。
よろしくお願いします!

早速ですが、普段の活動をプロフィールを交えて教えてください。

年齢は29歳で、有限会社ぴっくるという会社で、365日24時間無人営業「ぴこすスタジオ」の運営をしています。

趣味は、ゲームや動画配信サイトで、生放送をやるなど動画投稿をしています。

有限会社ぴっくるは、ゲーム開発委託の業務も行なっており、ゲームプログラマーとしてもお仕事をさせてもらっています。

なので、ゲーム開発のプログラミングをしながら、スタジオ運営をしています。

この会社で、コバタケさんと知り合い「ラジオやってるよ」みたいな話は聞いていました。
ある時「がんちゃん出てみる?」と聞かれて、僕自身、喋るのも嫌いじゃないし「楽しそうだな」と思って、あまり深く考えずに「出ます!」って言う返事から、今日、お邪魔しましたw

スタジオ運営では、ホームページのブログ作成や、スタジオ利用時のお客様サポート対応、スタジオに関するキャンペーンの企画・運用をしたり、SNSでの広報活動なんかをしています。

そのスタジオは、どこにあるんですか?

東京の中野区にあります。

お客さまは、声優さんが多くプライバシーの関係で、詳細の場所まではお伝えできないんです。

東京は3/21まで「緊急事態宣言」が延長されましたね。

ようやく解除かな?と思ってたんですが、結局延長されました。
最近テレビでも「もっと延長されるでしょ」みたいな話も出てきて、めちゃくちゃしんどいですね…。

スタジオ的にも、やっぱりコロナなので、おおっぴろげに「来てください!」とも言えないですし2回目の緊急事態宣言は「お任せします」みたいなスタンスですから、こっちも困っちゃう。

ぶっちゃけ、今のスタジオ利用率は?

ぴこすスタジオは「無人」ですから、お客さんに現状復帰をしてもらう形になり、そんなに蜜になるって事はなかったんです。

けれど、お客さまは声優さんが多いのですが、実際に聞いてみると、やっぱり「仕事自体がない」と。
なので、スタジオを利用する理由がなくなっちゃったんですね。

ゆめのたね放送局の東京スタジオのりんさんも利用されているとか。
左 がんちゃん、右 声優のりんさん
左 がんちゃん、右 声優のりんさん

ああっー、そうなんですよー。

今、スタジオ時間無制限の使い放題キャンペーンを2か月やってるんですけど、かなりの頻度で使って頂いてます。

実際にお会いして、お話もさせて頂きました。

予約表を見せてもらいましたけど、1日9時間とか、かなりヘビーに利用されていますねー。

そうですねー。
めちゃくちゃ使って頂いてますよね。

うちも、ずっと空きっぱなしだったんで、めちゃめちゃありがたいですw

スタジオの広さはどのくらいですか?

25平米なので専有面積は約15畳です。

トイレなどを除いた、収録ブース(防音室)とモニター室(コントロールルーム)だけだと10畳弱ぐらいかな。

どんなコロナの対策をしていますか?

収録ブース(防音室)は「2人までで、距離をきちんととってください」「マスクは必ずつけてください」もちろん入り口で消毒はしてますし、換気はお客さんにお願いするっていう形にはなってるんですけど「1時間に1回は換気して下さい

としています。

収録ブース内(防音室)マスク着用時=3人まで/マスク未着用時=2人まで※対面での会話時は、立ち位置1~2mの間隔を意識して頂く。
モニター室内(コントロール室)マスク着用時=4人まで/マスク未着用時=NG
スタジオの人数制限
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優先順位をつけ課題を解決していく

声優さん以外では、どんなお客さまがいらっしゃいますか?

ゲーム実況の配信をしている方や、地方FM局のラジオパーソナリティーの方もいます。

ラジオパーソナリティーの方は、普段東京で仕事をしていて、収録があるときに地元に帰って収録されていましたが、コロナで戻る事が難しくなり、東京で音源を収録されているんです。

無人だと、配信や機材の扱いもお客さま自身がするんですか?

はい。

例えば、ゲーム実況の配信の方は、ゲーム機を持参して頂き、スタジオにある機材と繋いでご自身で配信されています。

それは、知識がないと難しいですね。

そうなんですよ!

そこ、今すごいネックな問題で、声優さんとしてマイクは扱ったことがあるけど、ミキサーの操作がちょっと難しいというのがあります。

そういうこともあるので、僕がサポートで入って「機材は、こうやって接続しますよ」などのお手伝いをしています。

これは、スタジオ予約時に「スタッフサポート」をオプションで選んで頂くことが出来るんですが、新規のお客さまは、そんなことはわかりません。

先ほど話した、今やっている時間無制限キャンペーンでお客さんをモニターさせて頂くことや、常連さんにお話しを聞いて、はっきりわかったので解決しなきゃ、まずいなーって思ってます。

新規のお客さまには「2時間無料」にして、まずはスタジオを使って頂く、なんてことはすぐにやりましたが、根本的には解決できていません。

スタジオ機材の使い方動画や、定期的なお客さまとのコミュニケーションを通して、優先順位をつけ解決していきたいと思います。

機材は、どんなものがあるんですか?

コンデンサーマイクだとNT-1Aの結構イイやつですね。

3万円ぐらいするコンデンサーマイクとか、ミキサーも4チャンネルで同時収録ができる、大きめのものが置いてありますね。

詳細は、公式ホームページの機材に記載していますので、ご覧ください。

ゲーム実況があるなら、生(Live)配信ですか?

生(Live)配信もできます。

PC も高スペックでないとダメですが、例えば、メモリを拡張しました。
もともと8GBだったのを今24GBかな、まであげましたね。

今使ってる僕の個人のPCも8GBなんですけど、この間撮ったゲーム実況の映像がもう処理しきれなくてw

w。ちなみに配信先はどこですか?

基本はYouTubeですね。

TwitCasting(ツイキャス)や、PS4だとTwitch(ツィッチ)とか、ニコニコ動画、声優さんだと投げ銭のあるSHOWROOM(ショールーム)など、そこら辺は、お客さんが使いやすい所で配信してください。という感じです。

お客さまの男女比率はどうですか?

イメージは、女性の方が多いかな?

乙姫をいれるなど女性にも配慮
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スーパーでの経験が役に立っているスタジオ運営

がんちゃんは「ゲームプログラマーでもある」とのことですが、Nintendo SwitchやPlayStationなどの家庭用ゲーム機、スマホなどの開発ですか?

そうですね。
社長が、家庭用ゲーム開発の出身で25年ぐらいの経験があり、家庭用ゲーム機からスマホ、PCなど幅広く開発しています。

僕は、スマホのソーシャルゲームの開発などを手掛けてきました。

会社には、どういう経緯で入ったんですか?

もともと、地元の鳥取県のスーパーで7年間働いてました。

商業高校出身なんですが、それは、パソコンが触りたいからという理由からです。
で、卒業時期がちょうど「就職氷河期」って言われるタイミングで、ほんとに仕事がなくて…。

接客とかはアルバイトで培ったものがあったんで、スーパーなら行けるだろって。
25歳の時に「やっぱり好きなことしたいな」と思い、思い切って仕事を辞めて、東京にある専門学校に2年間通いました。

そこから、今のぴっくるさんに出会って入社させてもらったんですね。

もともと「プログラマー1本でやる!」と、完全に思っていましたが「自社でもスタジオを運営しているから、そっちもお願いしたいな」っていう話をもらったんですね。

その時にちょっと悩みはしたんですよ。

やっぱり「プログラマーとして入った」ので…。

趣味でゲームの実況や生配信をしているからスタジオに関係していますし、興味もないわけじゃない。面白そうだなとも思う。

だったら「やらせてもらいます!」という流れで、プログラマ兼スタジオ運営をやらせてもらうことになりました。

スーパー7年って結構長いですね。

そうですね。
実はスーパーでも「店長候補」までいってましたw

「がんちゃん」はエラク明るいですが、その経験が生きていますかね?

それは「めちゃめちゃ」ありますw

スタジオ運営だとお客さんとの接点が多いですが、問題ないですか?

スーパーを辞める時は、もうそんなに使わなくなるだろうって思っていた、いわゆる「接客の経験」だったり「仕入れ」から「売価管理」とかもやってたので、企画を作る時に予算いくらで、どれぐらいのものを作るのか?みたいなことも「感覚」があると思います。

何が、役に立つのかわからないものですね。

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意識しているのは「お客さまとの距離」

ちなみに最近の「キャンペーン」や「イベント」はどんなものをやりましたか?

Twitter のギフトプレゼントです。
よくある「リツイートしてくれたらAmazonギフト券をあげます!」というやつです。

スタジオは、キャンペーンを全くやってこなかったっようで「簡単にできるキャンペーンをやろう!」となりました。

実施後の効果測定をやることで、重要指標がみえましたし、キャンペーンをするには何が必要なのかがわかったので、キャンペーンをやって良かったです。

いくらでやりましたか?

1件当たり500円で、10人の計5000円です。

どのくらいフォロワーが増えるのか?という目安ができました。
この目安が持てたのが大きいです。

こういうキャンペーンって、あまりやらない方が多いですが、5000円で100人のフォロワーが増えるなど、広告をうつより費用対効果が大きいですね。

他には、どんなのをやりましたか?

僕自身「もの書き」を全くやった事がなかったので、練習を兼ねて「ボードゲームの紹介」の記事をブログで書いてました。

それつながりで「一緒にボードゲーム会に行きましょう」キャンペーンをやりました。

参加費や食事代などの費用をこちらで負担する。
それをプレゼントと見立て、こちらは「お客さまの生の声」を記事にさせてもらう。というキャンペーンです。

Twitterのギフトキャンペーンだと、全く知らない人にプレゼントする訳じゃないですか。

それよりは、直接会った人にプレゼントした方がいいよねってというのが、企画の発端です。

実際に合うと、人となりが分かりますし、その後のやり取りがスムーズです。
「お願いがしやすくなる!」っていうところもありますw

お客さまとのコミュニケーションが「イイ感じ」になってきたところで、コロナになっちゃって…。
スゴイ残念です。

今は「オンラインで何かできないかな?」っていうのも色々考えていて、例えば、オンラインボードゲーム会を開いたんですけど、やっぱり全然ダメダメでした。

完全手探り状態で「ハズレ」もありますが、めげることなくやっていきます。

意識しているのは、お客さまとの距離ですね。

例えば、Twitterでいろんな人に無作為に声をかけるのではなく、今利用して頂いているお客さんに声をかけるなどです。

りんさんに、今度お願いしようかなと思っていますw

今の課題は「利用しているお客さんがどういう人か?」をあまり知らない状態なんです。

無人のスタジオという体裁をとっている以上、お会いすることがほとんどないんです。

サポートする時に初めて合うとか、オンライン上である程度やり取りはするんだけど「どういう人か知らない」みたいなのが、やっぱり問題としてあります。

そこをどうにか「解決できないかな?」と思っています。

例えば「イベント、イベント」している固い形でやるのではなくて「オンラインで気軽に話す機会を設ける」や、ちょっと今の情勢だと厳しいですが「小人数で対面型のイベント」なんかを、検討しています。

具体的にどういう切り口を考えていますか?

お客さまが「実際に困ってること」が切り口です。

例えば、声優さんなら「コロナで仕事がなくなっちゃった」や、スタジオを使う時に「ミキサーの操作がからない」などです。

お客さまが、スタジオをより使いやすくなるような「仕掛け」ができるので、質問会で声を聞かせて頂くことで「困っていること」を見えるようにして「応援していく」みたいな感じです。

直接「仕事のあっせん」は出来ませんが、お客さま同士でつなげていけば「仕事を生む」かも知れません。

お客さまと二人三脚で頑張っていければなぁと思っています。

りんさんは、ホントにめちゃくちゃ利用して頂いているので、ありがたい話ですw
いろんな人と知り合いたいですね!

プログラマーでもあるので、ロジック的に考えてますね!

そうですねw

プログラマーとしては、まだ経験が浅いですが思考パターンはもっています。

どれ程度できるのか?という点では、あまり自信はないんですけども、そういう考え方は、できますし、ゲーム開発者ですから、0→1を生み出すことも必要です。

おおっ、かっこいいですね!w

www
ありがとうございます!

番組放送日に合わせて、なんかキーワードがあるとのことですが、それは何ですか?

ラジオキーワードはxxx(放送回で確認を!)です。
このキーワードなんですけど、何に使うか…。一切決まってないです!w

お試しを兼ねてというのもあるんですけど「言った以上やるしかねない」っと言う感じですww

長い前振りでしたねw
読者やリスナーは、どうすれば良いですか?

ww

ラジオを聴いて頂き「キーワード」をメモってください!
放送日以降のキャンペーンなどに、もしかしたら「使えるかも」って言うw

Informationにある【ぴこすスタジオ】の発信先から告知します。

最後に読者やリスナー向けて、お知らせはありますか?

ぴこすスタジオは、東京中野区にある収録配信の多目的スタジオです。

場所の詳細に関しては、プライバシーの関係で今クローズになっていますが、ここもオープンにしていきたいなと動いています。

公式ホームページのブログでは、ボードゲームの記事以外にも、機材や録画ソフトの使い方などのお役立ち記事をupしていて、最近読んで頂けている方が増え嬉しいです。

機材や録画ソフトの使い方がわからない方のお役に立てればと思いますので、よければ見てください。

スタジオに関するお問い合わせは、ぴこすホームページのお問い合わせ、もしくは 公式Twitter(@picos_inc) の DM などから送っただければと思います。

そして、がんちゃんと直接話したいみたいな人がもしいれば、がんちゃんのツイッター(@fumitaka_iwata)にDMお願いします!

スタジオ以外の話もできればと思います。
ゲームの話でも何でもいいので、もしよければ送ってくださいね。

「がんちゃん」の活動から、今後どうしたいのかについてお話を聞きました。
読者やリスナーと共に分かち合うことができて、実に楽しいひと時でした。心から感謝いたします!

がんちゃんこと岩田 文貴さんさん、
“BizHack MEDIA”にお越しいただき、本当にありがとうございました。
収録後の様子 左 PAの藤本さん、右 コバタケ下 がんちゃん
収録後の様子 左 PAの藤本さん、右 コバタケ
下 がんちゃん
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Information

【ぴこすスタジオ】
公式ホームページ|https://picos.pickle.ne.jp/
公式お問い合わせhttps://picos.pickle.ne.jp/contact/
公式Twitter(@picos_inc)|https://twitter.com/picos_inc
公式Facebookページ|https://www.facebook.com/picos.cooperative.studio

がんちゃん(岩田 文貴)さんへの問い合わせ
Twitter(@fumitaka_iwata)|https://twitter.com/fumitaka_iwata

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