※この記事は、Kindleを使っている人向けです。
電子書籍は、AmzonのKindleを使っているコバヤシ(@BizHack1)です。
Kindleは便利なので「どういう使い方をしようか」と情報を集めていると、気になる記事を見つけました。
⇒ Kindleの4000冊の蔵書が吹っ飛んだ(2021年8月20日の記事)
アマギフ(Amazonギフト券)を安く仕入れて使っていると、Amazonからアカウント永久凍結になった。という内容です。
今回は「Kindleの4000冊の蔵書が吹っ飛んだ」に学ぶ、Kindleを使う上で考慮すべきことを解説します。
「Kindleの4000冊の蔵書が吹っ飛んだ」の違和感
この記事のタイトルにある「蔵書」部分に違和感を感じました。
というのも、蔵書というのは「書物を自分のものとして持っていること」ですが、Kindleで買った本は「自分のものではない」と思って使っていたからです。
Kindleに「所有権」はない。あるのは「利用権」
Kindleは電子書籍ですから、紙の本のように重さがなく、場所も不要ですから、どんどん本の数が増えていきます。
紙の本のように「持っている」と思いきや、実はAmazonから提供されているデジタル情報を「利用している」だけです。所有していないので、売ったり、友達に貸すこともできません。
自分のものでないものに「蔵書」というのは違和感があります。
「Amazonの規約違反により、アカウント永久凍結になり利用できなくなった」ことからも「所有権」はなく、あるのは「利用権」です。
アマギフの入手元に注意が必要
「Kindleの4000冊の蔵書が吹っ飛んだ」の投稿者は、自らアマギフを安く仕入れて使っていました。
何が問題なのでしょうか?
Amazonは、転売サイトからの購入・販売が禁止している
アマギフの「ご購入に関する注意」を見ると、
「Amazon.co.jp が承認していない購入サイト」や「その他の未承認サイトの例」など、具体的にサイト名とURLが記載してあり、転売サイトからの購入・販売が禁止されています。
しっかりと、
Amazon ギフト券のロック(凍結処置)および無効化ならびに関連するアカウントの停止を随時行っております。
公式サイト「Amazonギフト券を転売サイトから購入しないでください」より
とも記載されているので、ココに抵触したようです。
入手元を知る事はできるのか?
では、アマギフの入手元を知る事はできるのでしょうか?
アマギフは、Kindle以外のAmazonのサービスで使えるので、親しい人にプレゼントしたり、されたりすることも多いでしょう。
その親しい人に「ココから入手したので安心です」とか「どこから入手したのか教えてください」なんて言えないし、聞けません。
入手元を知ることは困難です。
金券ショップでは、アマギフ買取していない
アマギフは、図書券やデパート券を売ったり買ったりしている感覚だと思いますが、そもそも金券ショップでは、アマギフ買取はしていません。
合法な金券ショップは、古物商免許が必要で「盗品・偽造品」買取はできません。
持ち込まれたアマギフが「盗品・偽造品」ではない事を確認するには、Amazonアカウントに登録すればわかりますが、そのアカウント以外では使用不可になります。
つまり、確認すると商品価値の消滅になってしまうアマギフは、取り扱うことが出来ない商品なのです。
これは、メールに添付するタイプだけでなく、コンビニで売っているカードタイプも同じです。
買物をする時にAmazonアカウントに「番号(コード)」を登録して使うものは「電子ギフト」です。
Kindleを使う上で考慮すること
この記事からは「アマギフの入手元に注意」と学びました。
あまり深く考えたことはありませんでしたが、確かにその通りです。
これらを踏まえて、Kindleを使う上で考慮していることをまとめてみます。
アマギフは「ギフト」用途である
アマギフはあくまでもギフト券として使うようにします。
親しい人の誕生日など贈り物など、商品名の通りギフト券用途で使うように心がます。
企業の販促で配られる場合も「あやしいな」と思うものは見ないようにします。
Kindleは情報収集用として割り切る
Kindleは本を買っているのではなく、情報を買っていると考えた方がしっくりきます。
紙の本は「厚みと重さ」がありますが、情報にはありません。
詳しいジャンルは「Kindle」で買う
Kindleで購入する本は、自分がよく知っているジャンルを中心にします。
よく知っているということは、ある程度知識があるので「ハズレ」の確立が減ります。
詳しくないジャンルは「Kindle Unlimited」を使う
詳しくはないジャンルは、月額定額、無料読み放題の「Kindle Unlimited」を使います。
目次から気になる項目を見て「合う・合わない」を判断できます。
詳しくは以下の別記事にまとめていますので、よければ読んで下さい。
好きな本は紙で買う
好きな本は「何度も読み直したい!」「手元に置いておきたい!」と思うものです。
私の場合は、美術館などで販売されている図録や、映画のパンフレットなど、趣味のものです。
どちらも需要が限定的なため、本屋さんで売っていないですし、流通もしていないので、Kindleになることもないです…。
まとめ
今回は「Kindleを使う上で考慮すべきこと」を気になる記事から学びました。
記事を読むと「本を所有」しているように見えますし、アマギフも図書券のように、流通している金券のようにも見えます。
情報を得るのに、厚みや重さがある紙の本に、わざわざ戻る必要性は感じないので、Kindleの特徴を理解して「情報を利用するサービス」であり「本の所有ではない」として使うと、大変便利なサービスです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。