※この記事は、情報発信している人向けです。
ラジオパーソナリティーのコバヤシ(@BizHack1)です。
今回は、ゲスト出演依頼やお店の宣伝として使える「ラジオ番組-紹介資料」の作り方を紹介します。
使っているラジオ番組-紹介資料
まずは、ラジオ番組「Pラジ!」の説明をします。
ラジオ番組「Pラジ!」とは?
Pラジ!は、東京中野の収録・配信スタジオ「ぴこす」がお送りする「収録したい方を応援する」情報番組です。
ゲーム開発を主業務とする「有限会社ぴっくる」のスタジオ事業がスポンサードしており、20年あまりのエンタメ業界で培った「コンテンツ企画・開発・運営」や「ディレクション、プロデュース」などを活かし、スタジオというインフラで「何ができるか?」を追求した結果生まれた番組です。
毎週水曜日21:00-21:30(30分間)に放送され、利用者であるゲストを迎えたトークや、現在のスタジオの状況をリスナーに報告するなどの情報発信をしています。
2021年8月から本日現在(2022年4月11日)で、33回放送しました。
これが「Pラジ!」です。
作った番組資料を紹介
それでは、作った番組資料を紹介します。
P1.表紙
サブタイトル、作った人、改訂ナンバー(rev:リビジョン)があります。
P2.番組概要
番組ロゴ、パーソナリティー写真と関係団体のロゴ、説明文があります。
P3.パーソナリティー紹介
パーソナリティー写真と生業と番組にどう関与するのか説明、個別連絡先があります。
P4.放送局の紹介
所属放送局のサイトの画像、説明文書があります。
P5.番組の聴き方
聴き方を3ステップ表記とサイト画面、QRコードがあります。
P6,7.過去の放送内容(1~32回まで)
表(回数、放送日、テーマ、出演者)と出演者写真があります。
P8.問合せ方法
QRコード、公式ラジオURL、スタジオ連絡先があります。
「ラジオ番組-紹介資料」の作り方
では「ラジオ番組-紹介資料」の作り方を説明します。
パワーポイントとエクセルを使う
手元にあったパワーポイントとエクセルを使い、以下手順で作成します。
高品質での印刷で使用しないので、解像度などは気にしません。
デザイン設定をする
デザイン設定は、以下設定です。
ヘッダー | ・番組ロゴ ・キーカラー(山吹色) |
フッター | ・著作権表記(コピーライト) ・ページ番号 |
フォント | ・メイリオ |
フォントサイズ | 本文12~32ポイント ・+表紙72ポンイト ・フッター8ポイント |
フォントカラー | ・インディゴブルー ・グレー ・ブラックの3色使用 |
ごちゃごちゃしないように必要最低限の設定にしています。
かけた時間は2.5時間
かけた時間は2.5時間(内訳は構成1時間、作成1.5時間)です。
構成は「配布用に必要な情報があること」のみとし、以下バックエンド項目は別に作成しています。
rev002では「過去の放送内容を半分」と「QRコード」を追加しています。
初版(rev001)はさっさと作成し、定期的に更新をします。
紹介資料は「ゲスト出演依頼」と「スタジオ宣伝」で使う
この資料があると、ゲストへの出演依頼がスムーズに進みます。
どういう番組で、いつ、どこで、誰が、どうやって聴けるのか、過去にはどんな放送をしたのかなど、番組概要がわかる為、安心感や信頼感を生みます。
特に、事務所所属の声優さんや、副業OKの法人所属の方が会社に説明する時に効果がありました。
「目的」と連動しやすい宣伝媒体になる
この資料があると、スタジオキャンペーンなど、本来の目的「スタジオ利用」を促す施策と連動しやすくなります。
かけた時間は2.5時間で少し触れましたが「ラジオCM」キャンペーンを具体例として説明します。
「ラジオCM」キャンペーンは、収録したことがない方を対象に、無料で2時間の収録体験をしてもらうワークショプで、収録音源は「Pラジ!」の番組で放送し、ゲスト出演もして頂く。
というものです。
イメージは「スノボードの初級教室」のように、まずは「滑る楽しさを知ってもらう」ように、機材など難しいことはさておき「収録の楽しさを知ってもらう」を重視しています。
更に、ラジオで「収録音源を放送」かつ「ゲスト出演」して頂くことで「体験の加速」を促すと「継続的なスタジオ利用に繋がるのではないか?」と考えてやっています。
ワークショップ中に本資料の印刷物を用いて説明し、持ち帰りしてもらう事で「もの」として残せる販促物としても機能します。
誰でも説明できるようになる
この資料があると、誰でも説明できるようになります。
「Pラジ!」の場合、ゲスト勧誘や日程調整、番組詳細構成は、がんちゃんというスタジオ事業の若手が全部やってくれます。
経験がなくても説明できるのは、資料に必要情報があるからです。
失敗もありますが、自分事として捉えてくれるので改善も早くどんどん成長してくれます。
まとめ
今回は「ラジオ番組の紹介資料」の作り方を説明しました。
ポイントは、構成をしてから作成することです。
いきなり作らず「どう使うか」を考えておくと、実際に使った時「思ったより効果がでないな。なぜだろう?」と振り返りができます。
「上手にデザインできない」や「そんなところに時間をかけてられない」時、業者に発注した時も「とう使うか」を持っておくと、適切な発注要件になり上手くいくことが多いです。
参考になれば嬉しいです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。