※この記事は、iPad miniを買おうか迷っている人向けです。
本のビジネス書を買うのを減らしたコバヤシ(@BizHack1)です。
私が20代後半のころ、1か月に20冊の本を読んでいました。
ビジネス書や技術書が8割、雑誌や小説が2割の比率です。
30代前半で1000冊以上のストックになったので、さすがに置く場所がありません。
そこで優先をきめてそれ以上増えないように売ったり捨てたりしました。
200冊ほどまで減りましたが、
iPad mini 第5世代+電子書籍にすることで、更に減らします。
今回は、ビジネス書を電子書籍で読むことにした3つの理由【iPad miniが最適】について話ます。
iPad mini 第5世代は、ビジネス書を読むのに最適
私は、2019年3月に発売された、iPad mini 第5世代を使いまくっています。
とても使いやすい端末でバランスが良く気に入っています。
参考:講義やセミナーでメモをとる。iPad mini(第5世代)と紙の違いは何?
使い方の1つとして、電子書籍のビジネス書を読むことにも最適です。
Kindleや他のiPadでもいいのでは?
と思いますが、iPad mini 第5世代の方が私の使い方にはピッタリです。
Kindleは、いくつか買いました。
けれど1週間も使わず売りました。
iPadは、ビジネス書を読む用途では使いません。
なぜでしょう?
理由をみていきます。
iPad mini 第5世代+電子書籍(ビジネス書)が良い3つの理由
メリット! ① iPad mini 第5世代は軽くて、サイズも本と同じくらい
メリット! ② apple pencilが書きやすくて、ノートアプリと相性が良い
メリット! ③ 電子書籍に価値はないので、旬が短いビジネス書にあう
具体的に説明します。
① iPad mini 第5世代は軽くて、サイズも本と同じくらい
端末の重さは300gです。これは片手でもてる重さです。
また、ディスプレイのサイズは、7.9インチです。これは一般的なビジネス書とあまり変わらないサイズです。
この2つのスペックがあるため、本を読む時と同じ目線で読むことになります。
どういうことかと言うと、「焦点があう、距離が変わらない」ので疲れません。
例えばiPad Pro (12.9インチ, Wi-Fi, 128GB)だと、サイズは12.9インチと大きいですが、640gと重いので目線の位置まで持っていくととても疲れます。結果、机に置いて読むことになり、サイズの恩恵を感じません。
Kindle Paperwhiteは180~190gでiPad mini 第5世代より更に軽く、サイズは6インチと2インチ(≒5cm)小さいです。サイズでは劣っていますが、軽いので目線の距離で見ることができます。
重さとサイズでは、Kindle Paperwhiteも候補に残ります。
② apple pencilが書きやすくて、ノートアプリと相性が良い
iPad mini 第5世代はApple Pencil (第一世代)に対応しています。
このペンですが、書いた時の反応が良くて、スピードも速いです。
アナログの時の紙との摩擦でおきる、ひっかかりなどはないですが、デッサンを描いたりするような専門的な使い方をしないなら必要ありません。
Apple Pencil(第2世代)が最新ですが、対応はしていません。より使いやすいようですが、気にするほどでもありません。
また、Appleのもつ豊富なアプリが使えます。
売れている端末ですから、対応アプリも多くてどんどんアプリが更新されます。
使いやすくなるってことですね。
1個の端末でまとめ資料を簡単に作れます。
例えば、、
- Step1
- Step2必要箇所をスクショする
ここ重要!と思った箇所をスクショします。
写真(画像)として保存します。 - Step3ノートアプリに張り付ける
先に撮った写真をノートアプリに貼り付けます。
私は、GoodNotes 5というノートアプリを使っています。
有料で980円ですが、使いやすいのでお勧めです。 - Step4必要事項をペンで書きこみ、整える
注釈やコメントなどをApple Pencilで書き込みます。
整形して形を整えます。
データですから、コピーやペーストするのがあっと言う間です。 - Step5クラウドサービスで共有する
情報共有が必要なら、DropboxやGoogle ドライブなどのクラウドサービスにuploadします。
こういう使い方ができます。
※iOSからは、直接kindleから購入することはできません。メンドクサイです。
※Apple BooksというAppleの電子書籍販売サービスがありますが使いません。Appleが全てのサービスが使いやすいことは有り得ないので、汎用性がないサービスは使わないと決めているからです。
特に複雑なことはしません。
スクショでとって>ノートアプリにはりつけて>ペンで書くだけです。
ポイントは、アナログでやっていることができることです。
これが操作が簡単で目的に早くできるのなら、それでOKです。
この段階でKindle Paperwhiteも候補から外れます。
③ 電子書籍に価値はないので、旬が短いビジネス書にあう
ビジネス書は、基本的に使える時間が短いです。
その時のビジネスモデル事例やマーケットトレンドのまとめ本というものが多いです。
もちろん、孫子 (講談社学術文庫) Kindle版や稲盛和夫の実学 (日本経済新聞出版) Kindle版、完訳 7つの習慣 人格主義の回復 Kindle版、ドラッカーのマネジメント[エッセンシャル版] Kindle版などの経営哲学やマネジメント、自己啓発系のビジネス書は不変であり、この限りではありません。
私の使い方は、その時のトレンドを追う為に、関連するキーワードが入っていそうな本を3冊ほど並行で読みます。
特に、「パソコンやスマホ、SNSなどのサービスの使い方」に関しては、機能改善が多くそれを知る事には限界があるため、2,3年に1回ほど、まだその機材やサービスがシェアをもっていれば、買い直します。
こうした方が無駄な調査時間を短縮できます。
私は、ビジネス書に消費材というイメージを持っています。
また、デジタルデータは全く同じものが大量にコピーできます。
この2つが合わさっているものが、ビジネス書の電子書籍です。
だから電子書籍自体に価値はなく、コピーがあれば消えても困らないと思っています。
これらが「iPad mini 第5世代+電子書籍(ビジネス書)が良い3つの理由」です。
では良くないところは何?
それでは、良くないところは何でしょうか?
説明します。
デメリット ① データ(電子書籍)は、売れない・貸せない・あげられない
デメリット ② 図解が多いものは読みにくい
デメリット ③ データ(無形)だから、他の本との関連性がわかりにくい
①データ(電子書籍)は、売れない・貸せない・あげられない
データ(電子書籍)は、売れない・貸せない・あげられません。
本のビジネス書は不要になると、捨てるか売ったりします。
売れても100円とか二束三文ですが、買ってもらえるだけ処分できてラッキーです。
先にお話ししたように、ビジネス書は旬が短いことを示していると言えますね。
電子書籍は無形ですから、処分するのも簡単です。
端末の容量(クラウド含む)に依存するだけなので、圧迫してくれば不要なものを削除すればよいです。
元のアカウント情報に購入履歴が残りますから、端末を買い替えてもその端末を認証させれば再度ダウンロードできます。
これは当然ながらそのサービスが続き、変な規約改定がない限り担保されます。
また、電子書籍は、本の価格よりも安いです。
生産コスト、中間マージンなどがあまりかからないからです。
所有というより、知識というサービスに対価を支払っているイメージです。
あなたのように経営や事業をしている人間にとって、ビジネス書に求めることは、何かしらのヒントを得たり、勉強することですから、デメリットにはならないかもしれません。
もしかするとプレゼントで人にあげることは、できるかもしれません。
「料理」「漫画」「エロい」などの本は、貰うと嬉しいかなって思います。
ビジネス書では不要ですが、こう考えるとありそうなサービスのような気がします。
Apple Booksでは共有機能があります。家族で共有するのには良いかもしれませんがビジネス書にはやっぱりいらないです。
② 図解が多いものは読みにくい
図解が多いものや辞書的に使うような技術書は、デジタル用に加工や整形をしてないと、読みにくいです。
電子書籍が出た頃によくありましたが、チラシや新聞をそのままの大きさでスキャニングして端末で縮小表示されていました。
端末ごとに1画面で見やすいサイズというものがあります。
この調整がなく、写真をみているのと変わりませんでした。
本を読むというより観察している感じです。
今は、そこまでのものは見かけませんが、技術書の使い方で一番多いのは、「目的の言葉から探す」になります。
目次や索引の逆引きを含め、検索機能による該当ページに飛べることがないと使えませんし、ぱっと見たときに直感的にどういう構成になっているかが理解できないと、混乱します。
文字の大きさや、レイアウトが適切であれば、より人間が見た時に分かりやすくなります。情報量が多いこの手の書籍は、電子書籍より辞書アプリのように、専用のアプリの方が断然使えます。
だから、こういう書籍が必要なときは、紙の本を新品・中古問わず、買うようにしています。
③ データ(無形)だから、他の本との関連性がわかりにくい
本を本棚に並べていると、「物体がそこにある」ため人間の五感をフル活用することができます。
この本とこの本は関連性があるな。
この位置に置いておけば、いいな。
とか
あの本どこにあったけ?
と言う時に、視覚や記憶でなんとなくわかる事が多いです。
これがデジタルだと無形なので、どこにあるのかが感覚的にわかりません。
もちろん、フォルダを作って整理するという機能はあります。
でも、こんな事ってしますか?
数が増えてきたときに結局探さないので、全くフォルダをつくりません。
まだ数が少ないので、何百何千とたまってくると、、、
「早く読む本」「後でもよい本」「必要な本」
これくらいはやるかもしれません。
私は、先に話した電子書籍は消費価値と考えています。
「価値ある本はそもそも電子書籍で買わない」のようにルールを決めておくと判断が早くて良いかもしれませんね。
余談
私は元々デザイナーだったこともあり、美術館や展示会にもよく行きます。
レンブラントが好きなんですが、これ電子書籍でみても何も感動しないです。
美術館にいくと感動するから、図録を買います。
これには、使い勝手や持ち運び、値段は度外視です。
その作品の良さを伝えるために、そのタッチが活かすことができるであろう紙を使っていますし、印刷に適したインクがチョイスされています。
またこのサイズまでなら少しでも本物を伝えることができるんじゃないか?という本の大きさになっています。(デカくて重いくとても高いことが多いです。)
これは自分にとって価値が高いですから、電子書籍で買いません。
まとめ
ビジネス書を電子書籍で読むのはお勧めです。
ビジネス書が有用な時間は短いです。
読む端末は、iPad mini 第5世代がお勧めです。
「場所を取らない」「1個の端末で完結する」「アナログでやっていることと変わらない」「疲れない」これらを網羅しています。
ビジネス書を電子書籍で読むことにした3つの理由【iPad miniが最適】でした。
最後まで読んで頂きありがとうございました。