※この記事は、ブログを1年続けるとどうなるか知りたい人向けです。
ブログをはじめて1年続けたコバヤシ(@BizHack1)です。
今回は、1年ブログを続けると信用が増す【何をやっているのか認知される】を深掘りします。
ブログを続けると信用が増す
情報を発信する方法にブログがあります。
規制に縛られることが少なく、自由度が高いため、発信者がコントロールしやすい媒体です。
逆に言うと、発信者側のやる気に左右されるので、続かない人が多いのも事実です。
扱う題材が趣味のサイトや、商材アフィリエイトでも関係ありません。
続けて発信するだけで、信用が増していくのにもったいない。
と思います。
なぜなのか理由を2つ説明します。
あなたが、何をやっているのか知ってもらう事ができる
あなたの頑張りは残念ながら誰もしりません。
一生懸命やっても目に触れる機会がないからです。
発信すれば、自ずと誰かの目につきます。
ブログは、丁寧に説明できる
発信するならSNSが最初に浮かびます。
手軽ですし、リアルタイム性はバツグンです。
SNSはこの特性を持つが故に、どんどん情報が流れてしまうという問題があります。
例えば、こんなことがあります。
文章の書き方をちょっと間違えて投稿してしまうと、あわてて修正しても先に投稿したものが拡散され、誤解が誤解を生み、やがてそれが真実となってしまう。
対してブログは、こうなりにくいです。
投稿後に修正しても拡散されにくいから、校正や推敲に時間を掛けられます。
ブログは、丁寧に説明できるから、誤解を生みにくいです。
間違った記事をスクリーンショットで撮られSNSで拡散されるなど、完全にシャットダウンできることはできませんが、少なくとも軽減します。
また、安価ではじめられるのもブログの魅力です。
サーバー代、ドイメン代の最低1、2万あれば始めることができます。
少し知識が必要ですが、WordPressなどで構築した方が、あとあとの展開が早くなります。
ネットで調べる+3~5万円の1日セミナーに参加する+本で調べる
初期費用6万円ほどかければ、1か月後に開設することができます。
ブログを開設し、最初の1記事目の投稿が早ければ、早いほど、あなたのことが知られていきます。こう考えると、決して高くないと思います。
これが、ブログを続けると信用が増す2つの理由です。
では、1年続けた本ブログを具体例に深掘りします。
1年続けると自分にデータが溜まる
月次ブログ運営報告の数値と若干の誤差があります。
試算ベースの速報値を掲載していたからです。ご了承ください。
私は、40代後半に入り、今までやってきたことを止めて、新しい取り組みをはじめました。新しい取り組みの1つは「ブログ」です。
⇒ ブログ、ラジオ、ファシリテーターを1年間継続。赤字でも続けられた理由は予算作り
はじめは当然ですが、何のデータもありません。
1年続けると、データが溜まりました。
記事数|予定163記事 ⇒ 結果120記事
4か月目(7~10月)まで、平日毎日投稿を目標にしていました。
3か月目(9月)から3記事、4か月目(10月)に12記事不足と未達月が7か月あります。
年間で43記事不足となりました。
執筆時間|予定1010時間 ⇒ 結果861時間3分40秒
4か月目(10月)まで予定より超過しており、以降は不足です。
年間で149時間不足となりました。
PV数|予定14700PV ⇒ 結果21628PV
9か月目(3月)からPV数が増え10か月目(4月)がピークです。
年間で6928PV超過となりました。
売上|予定0円 ⇒ 結果数万円
記事依頼分のみを計上しており、Google AdSenseやAmazonアソシエイトや他のセルフバックなどは(数万円ですが)未計上です。
個別の内訳をまとめるとこうなりました。
次に売上以外の相互関係をみていきます。
記事数と執筆時間の関係
記事数と執筆時間が4か月目(10月)から大きく減少しています。
要因は2つあり、
1つ目は、別事業を前倒しで開始することになり、執筆時間と工数トレードをおこなったからです。
別事業とは収益源のコンサルですが、先方事業調査を2ヵ月早く実施することになりました。ブログの執筆時間を調査する時間にトレードしました。
時間は有限ですから、何かをやるなら何かを止めなければなりません。
2つ目は、投稿記事以外のLPや原稿依頼分も計測しているからです。
例えば、12月の投稿は、1記事ですが執筆時間は13:30:52使っています。
これは、原稿依頼分の執筆・校正時間やLPの時間も含んでいます。
⇒
3月の投稿数が多いのは、ラジオの放送回毎のページを量産したためです。
構成やレイアウトはテンプレート化しているので、最初の設計には時間が掛かりましたが、その後は30分ほどの時間でできるようになりました。
記事毎の月次推移PV数
それぞれの投稿記事がどのくらいPV数を稼ぎだしのかグラフにしてみます。
※LPなど投稿以外の記事は含んでいません。
PV数は、投稿してからGogoleに反映されるまで2、3か月かかります。
7か月目(1月)に投稿した記事(紺色の部分)が9、10か月目(3、4月)にPV数が増加します。記事数は4つだけですが、バズりました。
⇒ 月間3000pvを達成!たった1記事で47%upです【9か月目のブログ運営】
⇒ 【10か月目のブログ運営】5000pv達成!貢献する・しない記事の存在
11か月目(5月)にGoogleアップデートの影響で急落します。この機会にブログ以外の新しい取り組みの1つ「ラジオ」の放送記事を全部SEO非対応(noindex、nofollow)にしました。他記事内容と重複を避ける、対象になる客層が違うからです。
⇒ 【11か月目のブログ運営】アクセス数が急落!あせっても仕方がない
他の人からこう見られる
ブログを3か月続けると、こう言われるようになりました。
ラジオ放送局のパーソナリティーさん
>いつもブログみています。参考にしています。
ラジオ放送局のスタッフさん
>ラジオ用に一番組毎にページがあり、Podcastまでありますね。パーソナリティーというより、ゲストにくるプロデューサーのようです。
知り合いの税理士さん
>更新頻度が高いですね。自分もやっていますが、1か月に1回も更新できませんよ~。
知り合いの社長さん
>今は”しこみ”をしているんですね。売上に繋がる仕掛けのにおいがプンプンします。
データは3か月分しかなく、良いのか悪いのかも判断できません。
そんな中でも何をやっているかは少しは知って頂けたようです。
これで認知されたといえるのか?
ネットでブログ運営報告などをみると、
- 365日毎日投稿された方
- 月10万円の売上をアフィリエイトであげた方
- SNSを多用してフォロワー数を1か月で500人増やした方
こういう事例が、わんさかでてきます。
誰が見ても評価できる立派な結果で、認知されていると胸を張って言えます。
それに比べると、私の実績は見劣りします。
通常、1つの事に集中して、まずはその実績を上げることが必要です。
けれど、私の新しい取り組みは3つでした。
⇒ ブログ、ラジオ、ファシリテーターを1年間継続。赤字でも続けられた理由は予算作り
「ブログ」「ラジオ」「ファシリテーション」を、いつはじめたのかをみると、
- 1か月目「ブログ」
⇒ 1か月目の書くこと=ブログをまとめてみる【自分仕事を振り返る】 - 2か月目「ラジオ」
⇒ ラジオのデビュー収録やりました。はじめての仕事は段取りがすべて。 - 4か月目「ファシリテーション」
※3か月目に開始予定でしたが、テストに落ちたので翌月になりました。
⇒ 2030 SDGsファシリテーターになった話【真逆のスキルの向き合い方】
でした。
これらをブログの記事として発信し、それぞれ続けていると、こう言われるようになりました。
ネットメディアの編集長さん
>うちで記事を執筆してください。
7か月目(1月)に記事を執筆しました。
⇒ SDGs、本当に理解している?あなたが「2030 SDGs ゲーム」をすることで何に気づくのか(出典 バレットプレス)
全国展開をしている小学生向けプログラム教室の本部の方
>うちでワークショップを開いてください。
6ヵ月目(12月)にワークショップを開催しました。
⇒ ブログは月間1000PV。ブログ経由で収入7万円【6か月目のブログ運営】
出版の企画者さん
>本をだしませんか?
11か月目(5月)に出会い、12か月目(6月)に企画をまとめ、13か月目(2020年7月)に契約を締結しました。現在、2021年1月発売予定で進行中です。
いかがでしょうか?
ブログ単体での可視化できる実績は大きくありませんが、認知度が上がっていると思います。
まとめ
1年ブログを続けると、あなたが何をやっているのか認知されることを説明しました。
25年間続けたやってきたことを止め、40代後半で新しい取り組みにかえた私ですが、
1年間で少しは認知されたかなと思います。
ネットでみる、歯切れの良い成功体験は参考程度で良いです。
あなたが何をしたくて、どうなりたいのかを考えてください。
発信するには、ブログは最適です。
やっていくと、手ごたえを感じることができますよ。
最後まで読んで頂きありがとうございました。