※この記事は、インタビュー記事のはじめかたを知りたい人向けです。
インタビュー記事をはじめたコバヤシ(@BizHack1)です。
インタビュー記事は、Webサイトやブログを魅力的なものにするためによく使われます。
私も現在4つのインタビュー記事を公開しています。
⇒ 「キラキラした気持ち」を僕の番組をきっかけに思い出してほしい。
⇒ 32年間で1万人をカウンセリング。番組は彼らへの「恩返し」でもある
⇒ 私たちはキャリコン集団です。未来が見えない今、番組を聞いてほしい
⇒ 岡山と医療関係者を紹介したい。今は点の状態。これを線にしていく。
今回は、これらのインタビュー記事について【準備編】としてインタビュー記事のはじめ方を解説します。【作成編】は、インタビュー記事の書き方【作成編】失敗しない手順とポイントを公開 です。
記事の目的を決める
インタビュー記事を作る「目的」をハッキリさせます。
例えば、社員やアルバイトの採用するために「先輩社員のコエ」が欲しいのか、商品・サービスを買ってもらうために「お客さまのコエや活用事例」が必要なのか、自社のブランディングのために、ゲストの活動を話しを聴いて「ビジネスのヒントにする」のかなどです。
ゲストをどんな人にするのか決める
インタビューのゲスト(相手)は、記事の目的から、どんな人にするのか決めます。
目的によって「活動内容が大事」なのかもしれませんし「職種・資格が重要」なのかもしれません。
どんな人にすればイイのか迷うようなら、目的がハッキリしていません。もう一度目的をハッキリさせましょう。
ゲストを調べる
ゲストについて調べていきます。
調べることは、出身地や経歴、ブログやSNSはもちろん、著書や現在の活動内容、専門用語などです。まずは、自分なりに調べておきましょう。
「ゲストの人物像」や「なぜ今の活動につながっているのか」など調べていくと仮説が立ちます。仮説をもってインタビューに望むと、ゲストとの会話が弾みます。
自分のことを、いろいろ調べてきたことがわかると、より深い話を語ってくれるようになるからです。
ゲストに依頼する
ゲストにインタビューの依頼をします。
メールやTwitter・Facebook・LINEなどのSNSや、電話で直接など、あなたの得意なもので構いません。電話は「一度でも名刺交換したことがある」など面識がないと、難しいかもしれません。
以下は、依頼のテンプレートです。
参考にしてみて下さい。
はじめまして。
○○○ ○○○と申します。
私は、○○○○○で「○○○○○」というメディアを運営しています。
https://www.○○○○○.com/
https://www.facebook.com/○○○○○
唐突ですが、
○○○○○にてインタビューをお願いできないでしょうか?
内容は、○○○○○さんの○○○○○についてお聞きする。というものです。
○○○○○さんのブログを拝見し、○○○○○や○○○○○の活動を知りました。
是非お話しを伺いたいと思います。
もしお受け頂けるようでしたら、
直近では、以下進行を予定しております。
・記事公開予定:20○○年○○月初旬
・インタビュー希望時期:20○○年○○月初旬~中旬
・取材場所:オンライン
・対価:取材先までの交通費程度
大変恐縮ですが、20○○年○○月○○日までにご返答頂けますと幸いです。
ご検討の程、よろしくお願いいたします。
返事が頂けないこともありますが、いつまでも返事を待つ必要はありません。
返事が頂けないと、落ち込んでしまいモチベーションを下げることになりかねません。
文末に期限を設けておくことで、気兼ねなく別のゲストに依頼できます。
質問内容を考える
ゲストにインタビューOKをもらえてから、質問内容を考えます。
インタビューの目的とゲストを調査したことによる情報から質問をつくるので、そんなに難しいことではありません。インタビューする時間は限りがあるので「絶対に聴くこと」「時間があれば聴くこと」に分けておくと良いです。
質問内容をゲストに伝える
ゲストにインタビューの質問内容を「こんな感じで進めますよ」と伝えます。
詳細な質問内容は、必要ありません。
詳細な質問を渡してしまうと、ゲストが丁寧に回答をくれることもあります。ありがたいことですが「生の感じ」が全くなくなってしまい、インタビューをやる意味がなくなります。
インタビューをどこでやるか決める
インタビューをどこでやるかを決めます。
ゲストや自分の会社や自宅なのか、喫茶店や貸会議室などの第3者の場所なのか、オンラインでやるのかなどです。会社でも最近は、テレワークに理解がでてきたので、オンラインは受け入れやすくなりました。ITがキライな方もいらっしゃいますし、合って話さないとダメな方もいらっしゃいます。
いずれにしても「騒がしすぎる」場所は避けましょう。
インタビュー記事の作成には、インタビュー時の音声を聞き直したり、写真が必要ですから、録音や欲しい写真が撮れることを、考慮しておきましょう。
インタビューの場所が決まっているなら「ゲストに依頼する」の依頼文内にも取材場所を明記しておくと良いでしょう。
まとめ
今回は、インタビュー記事のはじめ方について解説しました。
あくまでもインタビューは目的ではなく手段です。
なぜインタビュー記事が必要なのか、本来の目的をしっかり設定すると、どんなゲストに出てもらいたいか、どういうインタビューにすれば良いのかが見えてきます。
準備をしっかり行えば、良いインタビューになる可能性がグットあがります。
これで【準備編】を終わります。
最後まで読んで頂きありがとうございました。