※この記事は、SDカードの動作確認をしたい人向けです。
SDカードを買ったコバヤシ(@BizHack1)です。
SDカードやUSBメモリ、SSDなどがネットで安く購入できるようになりましたが、輸送中に破損してしまう場合もあります。
そんな時に、スムーズに返品できるよう動作確認をしておきましょう。
今回は【返品可】SDカードを購入したらココを確認しよう【動作確認する方法】を解説します。
準備するもの
まずは、SDカードを確認するパソコン、カードリーダー、計測するソフトウェアを用意します。
実際に動作確認した、私の環境で説明します。
パソコン「Lenovo ThinkPad X13」
使用するパソコンは「Lenovo ThinkPad X13」で、USB 3.1とUSB 3.1対応のUSB Type-Cが接続可能なノートPCです。
USB 3.x以上でないと、容量確認に時間がかかったり、規格上速度がでないので気を付けましょう。
カードリーダー「uni SDカードリーダー」
使用するカードリーダーは「uniAccessories Type-C 2-in-1カードリーダー」で、以下の性能を持ちます。
私が購入したときは、Amazonで¥1,038でした。
ソフトウェア「H2testw」
H2testwは、ストレージ(今回はSDカード)にランダムなデータを書き込んで、正常動作を確認するソフトウェアです。
以下よりダウンロードして使用します。
ドイツ語ですが、ソフトウェアを立ち上げると言語設定で英語が選択できます。
「H2testw」の詳しい使い方は、以下の記事を参考にして下さい。
ソフトウェア「CrystalDiskMark」
CrystalDiskMarkは、ストレージ(今回はSDカード)がどのくらいの速度で動くのかを計測するソフトウェアです。
以下よりダウンロードして使用します。
「CrystalDiskMark」の詳しい使い方は、以下の記事を参考にして下さい。
SDカードを動作確認する
今回動作確認するSDカードは検証用に2枚用意し、基本スペックは以下になります。
SDXC | ・64GB以上の容量対応の規格 |
UHS-1 | ・10~104MB/sまでの速度保証 |
Class10 | ・読み書き転送速度10MB/s保証 |
UHSスピードクラス | ・U1(書き込み速度10MB/s保証) ・U3(書き込み速度30MB/s保証) |
アプリケーションパフォーマンスクラス ※スマートフォンアプリ向けの規格 | ・A1(読み込みIOSP1500以上、書き込みIOSP500以上) ・A2(読み込みIOSP4000以上、書き込みIOSP2000以上) ※IOSP=1秒間のアクセス数 |
それでは、SDカードの動作確認をしていきましょう。
SDカード「SanDisk SDSQUA4-128G-EPK」
1枚目は、SanDisk SDSQUA4-128G-EPK(エコパッケージ版)で、U1,AI,128GBの製品です。
私が購入したときは、Amazonで¥1,700でした。
「エコパッケージ版(簡易包装)」かつ「Amazonで購入後30日間の初期不良返品対応のみ」で価格を抑えているのかも知れません。
エラーもなく、最大読込100MB/s(メーカー公称値)で、書込10MB/s保証(U1)ですから、問題なしです。
SDカード「Gigastone GS-2IN1666XV10A1-128」
2枚目は、Gigastone GS-2IN1666XV10A1-128で、U3,A2,128GBの製品です。
私が購入したときは、Amazonで¥2,680でした。
5年も保証がついていますが、消耗品にそんな長期間あっても実質使う人はマレだと思います。
U3やA2対応の分、前述のSanDisk SDSQUA4-128G-EPKより価格は高めです。
エラーもなく、最大読込100MB/sで、書込50MB/s(メーカー公称値)ですから、問題なしです。
まとめ
今回は、SDカードを購入した時、動作確認する方法を解説しました。
Amazonなどで購入する時、販売側の説明も読んでも「最低保証速度」が書いてあることはマレです。
紹介した方法で動作確認することで、エラーや最低速度保証を下回るようなら、計測結果のスクリーンショットを添えて連絡をしましょう。
スムーズに返品できます。
最後まで読んで頂きありがとうございました。