※この記事は、予定の立て方を考えている人向けです。
週番号で予定を立てているコバヤシ(@BizHack1)です。
仕事の予定を決める時は「月の何週目」より「年の何週目」でみた方が、今年あと何週残っているのかが把握でき、予定が組みやすくなります。
今回は、仕事の予定は今年の何週目で把握。エクセルの関数【週番号】のやり方を紹介します。
「年の何週目か?」で予定を決める
予定をきめる時は「大体このぐらいからやっていけばよいかな?」と大まかに割り振って、大まかな調査や作業のタスクに日程を振り分けていきます。
この時、年の第何週目かがわかる自分カレンダーを用意しておくと「このぐらいから始めておけば、年内にこの辺りまで進みそうだ」など、逆算して計算できます。
週数のことを週番号といいますが、日本で売っているカレンダーでは週番号が記載されているものは、あまり見かけないので一般的には馴染みがないかも知れません。
7つの習慣を実践できる手帳「フランクリンプランナー リフィル 15ヶ月版 2023年1月始まり」などには記載されています。
ビジネスの現場では使っている方も多いので見かけたことがあるかも知れません。
週番号とは?
週番号は、その年に週の通し番号をつけたもので、年が変わると1から番号がつくものです。
基本は、アメリカ式、ヨーロッパ式、イスラム式の3つがあり、週の始まり曜日とその年のweek1が違います。
項目 | アメリカ式 | ヨーロッパ式 | イスラム式 |
---|---|---|---|
週始まり | 日曜日 | 月曜日 | 土曜日 |
week1 | 1/1を含む週を第1週 | その年の最初の木曜日となる日付が含まれる週もしくは1/4が含まれる週 | その年の最初の金曜日となる日付が含まれる週 |
日本はアメリカ式ですが、地域や会社によって、起算日が違う場合もあるので取引先など相手先と合わせるなら確認しておきましょう。
エクセルの関数で作る方法
エクセルにも週番号の関数があるので、以下の画像を完成形として、やり方を説明していきます。
関数で、A2を参照し曜日を日,月,火…と週番号を表示するようにします。
祝日シートを参照し、土日以外の休日を判定します。
その年により、祝日が違うので確認します。
例えば、2021年は新型コロナウィルスやオリンピックの関係で、いつにもまして祝日変動があります。
印刷物の3年つづりのカレンダーなどは、古いままな事もありますから、注意しましょう。
条件付き書式ルールで、土日祝祭日の色を変え視認しやすいようします。
条件付き書式ルールを設定したスクショ画像です。
参考にしてください。
はい。できました。
今月の第5週は、来月の第1週!?
週番号でカレンダーを把握すると「今月は5週あるのか?」という曖昧さがなくなります。
例えば、8月の5週目は9月の1週目でもあります。
8月の5週目は「29日、30日、31日と3日間(2営業日)」で、9月の1週目は「1日、2日、3日、4日と4日間(3営業日)」あります。
9月になったとたん「第1週目」としてカウントしていき、前月との関連性を忘れがちで「あれっ、営業日が足りないぞ」ということがあります。
週番号で進めると、こういう勘違いは起こりません。
年末年始は注意
年末年始は注意が必要です。
下の画像は、前述したやり方で作成した「2021年の年末年始」です。
WEEKNUM関数を使うと12/26~31が第53週と表示されています。
日本(アメリカ式)は「1/1を含む州を第1週」ですので、1/1が第1週です。
また、「日曜日始まり」でもあるので、2021年の第53週はありません。
数式を組むなり、何か設定方法があるのかも知れませんが、特に困る事はないでしすし、解消するために時間をかけても仕方がないので、私は手作業で”1″と記載しています。
気を付けましょう。
年のカレンダー(早見表)
最新年のカレンダーは、仕事用の年間カレンダーを掲載【日曜始まり|週番号あり|3年分】を参照してください。
年の計画を練る時に、その年のカレンダーを先に作っておくと便利です。
画像は2021年の週番号の早見表です。
参考にして下さい。
まとめ
年の第何週?をエクセルの関数週番号で出す方法を紹介しました。
月の中で第1~5週目という換算週ではなく、週番号でみると予定が組みやすくなります。
エクセルでもすぐに作れるので試してみて下さい。
最後まで読んで頂きありがとうございました。