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はじめから100点はいらない。まずは30点で完成させる【磨く感じ】

LIFE(人生)を豊かにする
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この記事は約5分で読めます。
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※この記事は、完成しても100点にならないなと思っている人向けです。
はじめにやる事を、おおまかにとらえて生きてきたコバヤシです。

なにか物事をはじめようとします。
時間はかかりましたが、完成しました。
頑張りましたし、時間もかけました。

けれど、完成したものは、70点くらいの出来です。

今回は、はじめから100点はいらない。まずは30点で完成させる【磨く感じ】についてお話しします。

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まずは30点で完成させるべき

とりあえずでいいです。
通しで、まずは完成させます。

通しで最後まで完成させると、ポイントが分かります。
問題点もすぐに分かります。

この段階で、質は重要ではないです。
何回か繰り返せば、質はあがります。
修正に多くの時間が割けます。

まずは30点で完成させるべきです。

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はじめから100点を目指しても100点にならない理由

はじめから100点を目指しても100点にならない理由のイメージ画像

理由を説明します。

はじめて取り組む人[初心者]は、100点を目指しがちです。

はじめて取り組む人[初心者]
  • はじめてなので、ポイントが分からない
  • ポイントが分からないが、100点を目指しがちになる
  • 経験がないので、修正する時間が少ない

対して、2回目取り組む人[熟練者]は、30点を目指します。

2回目取り組む人[熟練者]
  • 2回目なので、ポイントが分かる
  • ポイントが分かる上で、100点を目指すことになる
  • 経験があるので、修正する時間が多い

これは、ブログでも、企画書でもなんでも一緒です。
通しで最後まで完成させると、経験を積めます。

図解します。

はじめから100点を目指しても100点にならない理由、初心者と熟練者の進め方のイメージ画像

はじめから100点を目指しても100点にならない理由です。

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基本形と具体例(このブログの場合)

基本形:30点でまずは完成を目指す

0回目(まずは完成)は、30点でまずは完成を目指します。

  • 0回目 30点(まずは完成)
  • 1回目 60点(修正)
  • 2回目 90点(修正)
  • 3回目 100点(完成)

アイディアを、メモ書き程度で書きます。
100点どころか、120点くらいの要素を入れます。
完全なオーバースペックです。

制限を気にすると、面白くなりません。
ムシします。

全部実現すると、スタッフが200人、開発期間5年、お金100億とかになります。
できるわけないです。

次に、あったらいいなという部分を全部そぎ落とします。

骨格だけにして、0回目終了です。
修正回を重ねるごとに、最初に考えたオーバースペックの部分をヒントにします。
骨格が崩れないように、肉付けします。
粘土で、ものをつくる感じに似ています。

かける時間を見ていきます。
10日で完成するとします。

  • 0回目 4日(まずは完成)
  • 1回目 2日(修正)
  • 2回目 2日(修正)
  • 3回目 2日(完成)

こんな感じです。

0回目(まずは完成)で、全体の半分使います。
1~3回目の修正で、残り半分を使います。

このブログの場合

平日1記事のルールにしています。

  • 0回目 30点 3時間(まずは完成)
    [調査]キーワード選定や競合記事をみる
    [構成]記事管理表を使い、構成と書き出し、見出しを書く
  • 1回目 60点 1時間(修正)
    [下書き]Open Live Writerを使い、文章のみで全文を書く
  • 2回目 90点 1時間(修正)
    [整形]WordPressにupし、文字装飾や図解、文章校正を行う
  • 3回目 100点 1時間(完成)
    [確認]画像を選択し、最終確認する

ブログ開設から、3か月目に入ったところで、まだ6時間くらいかかっています。
それでも当初は12時間くらいかかっていたので、半分にはなりました。

4時間くらいを目指します。

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30点でも完成は完成、修正して磨いていく

30点でも完成は完成、修正して磨いていくのイメージ画像

私は、デザイン系の学校で、5、6年ほど非常勤講師をしました。
生徒さんが、いくつかのチームで制作します。
生徒さんが、制作物を私にプレゼンし、私が採点します。

いつも、完成するのは、数チームだけです。
ほとんどのチームが完成しません。

完成していないものは、0点にします。

これは、美大系の入試と同じスタイルです。
今はどうかわかりませんが、20年以上前はそうなっていました。

とりあえず完成していれば、50点が付きます。
いくら出来が良くても、完成していなければ0点です。

完成していないと、どこをどうするのが良いのか、助言をもらう事も出来ません。

初心者の生徒さんらは、100点を目指していました。
いつも時間いっぱいまで使ってしまいます。
まして個人ではなく、チームなのにです。

自分以外の他人が入る事で、余計に時間が守れません。
自分以外がいるなら、もっと落として10点くらいでもよいと思います。

そのぐらいにしておくと、「まずは完成」がたくさんつくれます。
結果として、200点でも可能です。
自分でやるより、とても成果が出る事も学生さんは知りません。

難しくはないです。
時間をかけ、何度も修正し、磨いていくイメージです。

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まとめ

まとめ、結果として100点になったイメージ画像

はじめから100点は目指してはダメです。
まずは30点で完成させます。

完成すれば、第3者からも助言を受けやすくなります。
ポイントが分かるようになるので、どこをどうすれば良いのかが、分かってきます。

30点までは、全体の期間の半分くらいは使ってもOKです。
残りの半分の時間は、修正やブラッシュアップに当てます。

時間をかけて磨いていくイメージです。
質は上がっていきます。

はじめから100点はいらない。まずは30点で完成させる【磨く感じ】でした。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

編集後記

デザイン系の学生さんの中で、社会人を10年ほど経験した方がいました。デザイン経験は皆無で個人のスキルは、彼よりも若い時から絵を学んできた方には、遠く及びません。けれどチームでの完成度はピカイチでした。彼は、「まずは30点で完成させる」ことを知っていました。成果物がどんどん出せるので、みるみる腕も上がりました。今から3年前の話を思い出しました。

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