※この記事は、マイナンバーカードに興味がある人向けです。
マイナンバーカードをよく使うコバヤシ(@BizHack1)です。
今回は、マイナンバーカードが健康保険証として使えるのか試してみたを解説します。
マイナンバーカードが健康保険証として利用できる
この記事 ⇒ 【申請・付与期間延長、先着数拡大】マイナンバーカードで1人5000円分の還元。マイナポイントはいつから? でも少し触れていますが、1度の延期後、本格運用が開始されました。
元々の予定は2021年3月末だったが、 2021年10月に延期することが公表されていた。
健康保険証が不要になったり、お薬手帳も不要になっていくようなので便利です。
使ってみました⇒顔認証ダメ、暗証番号OK
前回(2021年10月13日)、健康保険証としてマイナンバーカードを使った時は「運用開始前」のため使うことが出来ませんでした。
今回(2021年12月01日)の定期通院日にリベンジしたところ、以下の写真のように使うことができました!
まずは、画面がガビガビで驚きます。
壊れているのかと思いましたが、そうでもないようです。
本日(2022年7月20日)の定期通院日に端末をみると、画面がキレイになっていました。
「機械を交換してもらいました~」と受付の方。
顔認証は試していません。暗証番号でやった方が早いので。
顔認識はできなかった
早速新しい端末で「顔認識」ができるのか試します。
この端末は、設置場所は窓口のカウンターにあったので、床に膝をつけないとカメラ位置に顔があいません。
「床に膝を付けてまで、やる人っているのかな?」
と疑問を持ちつつやってみますが、何度やっても認識しません。
暗証番号入力の気を付けるポイント
しかたがないので、利用者証明用電子証明暗証番号を使いますが、ここで「暗証番号が間違っています。あと2回で使えなくなります。」と表示され焦りました。
3回続けて間違えると、役所などで再度申請や登録をしなければならないからです。
4桁ですし、何度も確認しているので「間違っているはずはない」と思いつつ、2回目の入力である事に気付きます。
なんと、入力時の「10キーが表示」が、通常の配列ではなく、毎回違うように表示されているのです。
1回目は、画面を見ることなく入力していたため「間違っています。」だったのです。
みなさんも画面をしっかりみて入力しましょう。
普及する気配が全然ない
今回は、病院窓口も数人の方が使用されたようで、前回のような「わちゃわちゃ感」ではありませんでしたが、
こんなやりとりがあり、
こんな感じでした。
診察時に担当医や看護師さんにも「マイナンバーカードで受付済ませましたよ」と話してみると、
こんな感じです。
今のところ、普及する気配は全然なしです。
試してみたが使えない ⇒ 運用開始前の話
※この内容は「運用開始前の話」です。
私は、30代前から持病があるので定期通院しています。
⇒ 【持病はバセドウ病】健康管理してもムリなので上手く付き合います。
いつものように病院にいく時「そういえば、マイナンバーカードが健康保険証として使えるのは10月からだったはず」と思い出し使ってみたのですが、顔認識(マスク有・無とも)ができず、使えませんでした。
顔認識できない時は、利用者証明用電子証明暗証番号でもできますが、番号を控えていなかったので、試せていません。
この時のやりとりは、以下の感じです。
早速試そうとすると、窓口の方がこう言います。
「この病院ではじめて使う患者さんですよ」
全然周知されていないようです。
窓口の方が興味津々で見ており、ヘンなところで注目を浴びます。
結果は先のとおり「使えない」でしたが、8週後にはまたくるので「その時試してみますね」と病院を後にします。
…
また別の日「10月20日から、マイナンバーカードで健康保険証が本格運用になります」というニュースが流れ「えっ、今日からなの?」と驚きました。
そう、病院で試した日は10月13日で、まだ本格運用前だったのです。
そりゃ使えないのも当然だったのかも知れません。
歯医者さんでも聞いてみる
私は歯医者にも3か月に一度定期通院しているので、ここでも「マイナンバーカードが健康保険証として使えますか?」と聞いてみます。
ここは、単純明快で「全然対応していません」「いつか対応するかもね」とのこと。
分かりやすい回答でした。
追記:2023/01/20
年明け1回目(2023年1月19日)の定期通院にいくと端末が置いてあり対応出来ていました!
顔認証は認証エラーが出る手間がメンドウなので暗証番号でさっと通しました。
別の女性の患者さんは顔認証できず、暗証番号入力に切替えて、2回間違えます。
「あと1回でロックかぁ~」と嘆いた後、スマホを取り出し確認します。
3回目の入力で「あゝっ、良かった」と成功されていたよう。
私が使い始めた時、同じ状態に陥ったので「わかるわぁー」と思わず漏らすと「ですよね!」と相手さん。妙なところで共感出来ました。
事前にマイナポータルで申込が必要
さて、こんなやり取りのあった、マイナンバーカードを健康保険証として使うのは、 マイナポータルで申込を済ませておくことが必要です。
手順は簡単ですので「使ってみたい方」は以下より申込をして下さい。
申込が完了していると、以下の画面のようになります。
何が、いつからできるようになるのか?
直近はこんなことができるようになります。
2022年6月30日からマイナポイント第2弾が始まりました。
健康保険証としての利用申込みをすると7500円分のマイナポイントを受け取れます。
関連記事:【マイナポイント2万円】健康保険証と公金受取口座で15000円分のポイント還元のやり方
対応している医療機関は?
厚生労働省のホームページにリストがあります。
随時更新されるので、確認してください。
⇒ マイナンバーカードの健康保険証利用対応の医療機関・薬局についてのお知らせ
⇒ マイナンバーカードの健康保険証利用対応の医療機関リスト(都道府県別)
まとめ
今回は、マイナンバーカードが健康保険証として使えるのか試してみました。
結果は「速すぎたため使えなかった」ですが、病院でも「本格運用前と知らなかった」ぐらいの肌感です。
今回の結果は「顔認識ダメ」「暗証番号OK」でした。
今後、拡充され便利にはなっていくでしょうが「〇〇病院で個人情報が流出!」など、ニュースをにぎやかすのだろうなとも思います。
これが嫌ならやらない方が良いかも知れんせんね。
最後まで読んで頂きありがとうございました。