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なんとなくがんばっても成果は出ない。SMARTの法則で目標設定をしてみる

少人数経営のデザイン
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※この記事は、成果の出る目標設定を知りたい人向けです。
目標設定にSMARTを使っているコバヤシ(@BizHack1)です。

あなた自身や部下の成果がでないことはありませんか?
これは目標設定の要素が間違っているのかも知れません。

今回は、なんとなくがんばっても成果は出ない。SMARTの法則で目標設定してみるを説明します。

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目標設定にSMART(スマート)の法則を使う

がんばっても成果がでないのは、目標設定が曖昧なためエネルギーが分散してしまい、力を発揮できていないことがあるからです。

そこで、達成可能な具体的な目標を設定する方法として、どういう要素を入れるべきなのかを示したSMARTの法則を使いましょう。

「SMARTの法則」の良い点・悪い点、気を付けること

良い点は…

  • 【個人】成果が出た場合は「実績がつき自信が出る」、成果が出なかった場合は「反省、修正点が具体的にできる」
  • 【会社】目標設定と達成度合いで管理(=人事考課)がやりやすく、業績評価や能力開発に役立つ

で、
悪い点は…

  • 特になし ※但し、運用に気を付けること

です。

目標設定をすると、数値や内容が1人歩きしていまい、強制的なノルマになることがあります。
これを避けるために、目標設定のプロセスで互いの目的を共有し、なぜこの目標設定なのかを確認し合うことが運用で気を付けることです。

その業務がはじめての場合、未経験ですから成果が出ないこともあります。
けれど、反省や修正が出来るので、次に改善すれば良いわけです。

目標はあくまでも目的達成の手段にすぎないのですが、よく混在して考えがちです。
【目的と目標の違い】「レンガを積む3人の男」のたとえが良い理由

「手段にすぎないこと」と捉えていると、プロセスを重視して口に出したり、文字にするなどの方法で「ほめる・しかる」ことをし、認める行為が出てきます。

意外に出来ていないことですから、あまりやっていないなら意図的に増やしてみましょう。

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SMARTの法則、5つの要素とは?

SMARTの法則は、1981年11月のManagement Reviewに掲載されたジョージ・T・ドランの論文が初出で、ピーター・ドラッカーの「目標による管理」と合わせて使われることが多く、5つ要素で構成されており、頭文字をとってSMART(スマート)といいます。

  • S:Specific|具体的な
  • M:Measureable|測定可能な
  • A:Achievable|達成可能な
  • R:Relevant|最終目標に関連のある
  • T:Time Bound|期間を決めて
S:Specific|具体的な

あなた自身や部下は、何に取り組むのかを具体的かつ明確に書き出します。

例えば…
全社目標の「年間10%の売上up」では、何をどうすれば良いのかわかりません。
明確にするために5W2Hで書きだしましょう。

  • どのような手段なのか?
  • その手段の期間はどのくらいか?
  • その手段を実行するには、どんなスキルの人がいるのか?
  • その手段はどのくらいの頻度で行動するのか?

などです。

M:Measureable|測定可能な

どの程度までやるのかを数値化して示します。

例えば…
「目標達成するために顧客アンケートを500件実行する」はプロセスですから、全社目標の「年間10%の売上up」にどれだけ貢献できているのかわかりません。

年間10%の売上up=100万円(実際の金額)を達成するために、

  • 顧客アンケートを500件
  • ↑から回収数を50件(10%)
  • ↑から成約件数を5件(10%)×@1万円=5万円(0.5%)の売上up貢献

この施策は5万円(0.5%)の貢献ですから、100万円-5万円の95万円は、別の方法やバックエンド商品に繋がる施策の組み合わせなどが必要になります。

A:Achievable|達成可能な

経営者の願望のみの無茶な目標ではなく、現実的に達成できそうな内容にします。

例えば…
「顧客アンケートを500件」のうち

  • 回収数50件のうち、既存顧客30件、新規顧客20件とする
    >既存顧客は、担当者が直接対面しており協力が得やすいお客さま
    >新規顧客は、↑のお客さまからの口コミ紹介で10件、更にそのお客さまからの口コミ紹介で5件、残り5件はSNS経緯とする
  • 成約件数5件は、既存顧客30件から獲得する

などです。
「プロセスを踏んで、がんばると達成できる」が達成可能ということです。

R:Relevant|最終目標に関連のある

あなたやチーム、会社の目標に繋がる内容にします。

そのために、あなたやチーム、会社が中長期的に実現させたい目的に対して「クリアしなくてはならい目標であること」になっているのかを考えます。

繋がっていなければ、単発で終わってしまうことになり、最終目標に届きません。

T:Time Bound|期間を決めて

「いつまでにやるか」を決め、プロセスの振り返りや進捗管理をします。

「いいっぱなしで、いつの間にかおろそかになる」という経験はありませんか?

これは、SMARTがない、もしくは詰め切れていないからで、プロセスを振り返ろうにも、ないから修正出来ませんし、進捗管理しようにも、レビューする対象が決まっておらず「報告を聞くだけ・するだけ」になっているからです。

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責任者と担当者でやるべき6つのフロー

では、実際にSMARTの法則を責任者と担当者でどのように進めるのか6つの手順で説明します。

  • 1.「最終的な目標」を定義する
  • 2.「しなければならない事」を定義し作業プロセスを作る
  • 3.「しなければならない事」の頻度や方法を出す
  • 4.行動する
  • 5.行動の進捗を振り返る
  • 6.問題があれば修正し改善する

これが、基本のフローになります。
まずはこの手順で進めてみて下さい。

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まとめ

今回は、SMARTの法則を使った目標設定の方法を紹介しました。

SMARTは5つの要素で構成されており、上司と担当者でやるべきフローは6つを使い、しっかりと活動の振り返りや進捗管理を定期的に行うことです。

SMARTの法則は、何か成果を出すときに使える定義ですから、仕事だけではなくプライベートでも活用できます。

どんどん活用して、成果を出していきましょう。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

編集後記

今回紹介した事例は、とある会社で実施したものを数値をかえて紹介しました。若手と組んでやりましたが、目標を超える成果が短時間で出ました。まだSMARTの法則は説明していませんが、小さなプロジェクトで先に成功体験を積んでもらう方が、理解が早く若手の成長が期待できるかもしれません。

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コバタケ@BizHack

ラジオパーソナリティー・2030SDGs認定ファシリテーター|『少人数×経営×IT×デザイン』をテーマに情報発信中。2019年から話す仕事、書く仕事をメインに再構築しています。現在アラフォーで住処は関西です。ITコンサルと開発マネジメントが得意で、中小零細企業や個人事業主、起業する人へ「これからの在り方」をサポートしています。

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