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ピンチな時ほど活きる!後悔しない選択のしかた。自分で選ぶと先が見える。

少人数経営のデザイン
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※この記事は、何かしらのピンチを迎えている人向けです。
選択し続けているコバヤシ(@BizHack1)です。

今回は、ピンチな時ほど活きる!後悔しない選択のしかた。自分で選ぶと先が見える。を解説します。

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後悔しない選択は「能動的」であること

何をするにも「選択」することの連続ですが「~になった」と「~した」は結果が大きく違ってきます。
前者は受動的で後悔することがあり、後者は能動的で後悔することはありません。
けれど、能動的に選択できる人は少なく、受動的に選択してしまっている人が多いです。

なぜなら、能動的に選択するには「選択するための力」が必要になるからです。

能動的に選択するには、どうすれば良いのかみていきましょう。
誰もが、後悔はしたくないものですから。

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3つ視点で能動的に選ぶ力を得る

3つの視点で能動的に選ぶ力を得ることが出来ます。
1つずつみていきましょう。

①選択肢を分析・判断する力

目の前にある選択肢に優先順位をつける力で、情報を集める・違った視点で見る・本質は何かを見るなどです。

②選択肢を生み出す力

選択肢を増やす力で、受け身で与えられたり、既存の枠の選択肢で決定的な解決が見込めない時に、新たな選択肢を生み出します。

第3者から「活躍しているな」とみえる人はこの力が強いです。
また、結果的に決定的な解決できなくとも、生み出す過程で打開策が見えてくることがほとんどです。

③(結果的に)正解とする力

自分が選んだ選択肢を「あれで良かった!」という状況を作り出す力で、粘り強く未来を切り開きます。

誰しも選択した時点では、それが正しいのか正しくないのかはわかりません。
結果的に自分が納得できる状況に持っていくことが必要です。

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ピンチな時、自分で選択すると後悔はしない

受動的、能動的な選択をした場合の事例を、私がやっている経営企画のコンサルティングであった話で紹介します。

「会社倒産と個人破産」をするという選択肢

経営企画の仕事をしていると「会社のたたみ方」の相談があり、財務と社長の話を聞いて状況をみると「会社倒産と個人破産」をした方が結果的に良いと判断しました。

ハードランディングになりますが、それでもその方が良いという判断です。
他社との合併や営業譲渡するにも時間がなく、1年ほどで負債が更に膨らむ可能性があり、今決断すべきです。

社長は、なんとか継続したいと考えていますが、目に見える銀行借入金や買掛金以外に見えにくい負債があり、税金や機材のリース、社員の未払い金などを試算すると、社長の会社は10年ほどやっており売上高数億円の小規模でしたが、億単位の負債になる試算です。

社員への給料は現状遅延していませんが「破産の申し立て」をすると、一切の支払いをすることを禁じられます。破産時の資産を一旦凍結し、裁判所という第三者機関が公平に分配するためですが、これがあるため社員への給料は未払い金になります。

多くの社長は、会社負債を個人保証していますから「法人破産」と「個人破産」を同時に行うことがあり、相談してきた社長も同時破産をすることが、早く今の状況と止めて、次の道をつくる時間に向かうことができる最前の選択肢です。

受動的な選択は後悔する

そうしなければ、債権者はずっと怒っていますし、その心労たるや想像を絶する状態になります。

  • 誰も助けてくれるものはいない
  • 見える風景も変わって見える

このように疲労困憊になり、いつまでも処理できずズルズルと時間が経っていきます。
誠心誠意をもって取り組んでも、いつまでもできるわけでもなく、追い詰められた結果「逃げる(自殺も含む)」になります。

人生はこれからも続くのですが、立て直しがやりにくい状況になるし、まして死を選ぶとそこで終わりです。

これは、「破産になっちゃった」という受動的選択をしたからで、②選択肢を生み出す力を使って「破産した」という能動的選択をすると、一時的に苦しいですが、その後の人生設計をつくる時間に割くことができ、③(結果的に)正解とする力に繋がります。

これから起こることを知り、それがとてもツライ結果になることが分かっていると「避けたい」と思うのが人間ですが、①選択肢を分析・判断する力を使うことで、自分がやってきたことをきちんと精算し、新しい道を開くことができます。

社長は「破産した」という能動的選択を選ぶ

かくして、社長は「破産した」という能動的選択をし「破産の申し立て」を行いました。
この前日まで寝られない日々が続いていたそうですが、翌日からは眠ることができたとのことです。

破産決定通知書がでるまで、1年程かかりましたが、残務処理は3か月ほどで「債権者集会」が2回ほどあり、出席者も0で15分程度の形式的処理だけで終わりました。

個人破産しましたので、持ち家など資産は0になりましたが、数億円のマイナスから考えると「随分良くなった」と思えたそうです。

家族への理解も今後おこるであろう事柄を弁護士を交え、きちんと丁寧に説明したおかげで離婚することもなく円満です。

もちろん直接的にしろ、間接的にしろ、周りに迷惑をかけていることは、間違いのない事実ですから、そのことも忘れることはありませんし、何らかの形で貢献していきたいと思われています。

元々、力のある社長ですから、今は数千万の資産まで回復されています。

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まとめ

今回は、後悔しない選択のしかたを解説しました。

社長をやっていて「倒産や破産」などピンチの時がありますが、ほとんどの方が未体験ですから、詳しい情報はもっているはずもありません。
けれど、能動的に選ぶ力をもっていると、後悔することはありません。

まさにピンチである「倒産や破産」という話を紹介しましたが、能動的選択の重要さを考えていただければと思います。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

編集後記

受動的な選択をした方は「~になっちゃった」ということを自覚していないことがほとんどで、先が見通せず「イヤだ」とズルズルといくパターンが多いです。まずは「今の状態を止める」ことを意識してみてはいかがでしょうか?強制的に止めると選択肢も出てきます。

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