※この記事は、思考停止を避けたい人向けです。
仮説は必要と思うコバヤシ(@BizHack1)です。
今回は、なんでもかんでも「やってみないとわからない」は思考停止を話します。
やってみなくても「わかること」はある
世の中「やってみないとわからない」事だらけですから、試さないとわかりません。
だから「やってみる」「行動してみる」事には価値があります。
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けれど、本当に「やってみないとわからない」のでしょうか?
やってみなくても「わかること」もあると思います。
なんでもかんでも「やってみないとわからない」と言う人
なんでもかんでも「やってみないとわからない」と言う人がいます。
例えば、こんな感じです。
- 「とりあえず記事を書こう!売れるかも知れないよね」と言う自分。
- 親と関係悪化しているのに「まずは自分から話してみれば?」と言う親戚。
- 1万円で「SNSに広告を出せば集客数が増える!」と言う上司。
- 食事や運動をしないのに「今年は痩せます!」と年賀状に書く友人。
etc…
これって「やってみないとわからない」ですかね?
考える事を放棄している=思考停止していませんか?
先の例えは、単なる思い付きで考える事を放棄しているように思います。
別の言い方をすると、思考停止している状態です。
考えた末に「やってみないとわからない」のは理解できます。
やったこと=結果に対して、なぜ良かったのか、あるいは悪かったのかがわかるからです。
思い付きでは、これが出来ません。
仮説の上で「やってみる」
考えた末とは、仮説を立てるということです。
仮説は、納得できる根拠が必要です。
これがないものは、仮説とはいえず「思い付き」でしかありません。
ロジカルな仮説であれば、納得できる根拠になります。
- 複数の選択肢からなぜそれを選んだのか
- それをやるとどういう結果が予想されるのか
- その予想はどこから得られたものなのか…
これら、ロジカルな仮説がないと、膨大な時間ばかり掛かってしまいます。
10年後に良くなるかも知れませんし、すぐにでも止めた方が良いかも知れません。
なぜなら、良いのか悪いのかもわからないからです。
貴重な時間を無駄にしない為に、やってみる前にロジカルな仮説を持ちましょう。
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まとめ
今回は、なんでもかんでも「やってみないとわからない」は思考停止という話をしました。
世の中「やってみないとわからない」だらけですが「思い付き」で始めてしまうと、結局「無駄な時間だった…」となるかもしれません。
ですので、これぞ!と思う事は、納得できる根拠をもつ、仮説を作りましょう。
ロジカルな仮説をもつと、良い・悪いどちらの結果でも「なぜ良かったのか」「なぜ悪かったのか」を考えますから、自身の肥やしになります。
時間を浪費する思考停止は良くないです。
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最後まで読んで頂きありがとうございました。