※この記事は、オンライン会議ばかりしている人向けです。
はじめてオンライン懇親会に参加したコバヤシ(@BizHack1)です。
今回は、【オンラインで意識すること】論理的な「会議」非公式な「懇親会」を解説します。
オンラインでフィジカルな場(現実世界)を共有する
小中高校生たちが、学校の授業も学校行事もオンラインだった。というニュースがよく流れています。驚いたのは、学校行事のような「人となりの部分」もオンラインでやっていることす。
これは、オンラインでも、フィジカルな場(現実世界)の共有しているという事実です。40代の私は、このような体験していないので、想像できず驚いた訳です。
事実を知ったので、深掘りしてみます。
論理的な「会議」非公式な「懇親会」
新型コロナウィルスで新しい生活様式になり、オンライン化が加速しています。
そんな中、私たちが体験しているものに、オンライン会議があります。
オンラインは「非対面」であり、「対面」ではありません。
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非対面では、論理的な思考がフォーカスされ、プレゼンテーションの内容と説明する言葉が全てであり、よりビジネスライクになります。会議の目的と、オンラインは相性が良いといえます。
対して、オンライン懇親会(飲み会)と銘打つものは、対面でないとわからない、服装や立ち居振る舞いのような「人となりの部分」にフォーカスされます。オンラインと相性が良いとはいえません。
と、考えていました。
これは、とあるオンライン懇親会に参加することで、思い込みだったと気づきます。
ラジオ局のオンライン懇親会に参加
私は、パーソナリティーをしています。
その為、ラジオ局主催の懇親会に参加する機会があります。
勉強会には参加していましたが、懇親会には参加したことがありません。
だから、所属パーソナリティーの方々とあまりお会いした事もありませんし、名前もわかりません。
参加の目的
そんな私でしたが、ラジオをはじめて1年たち、少し余裕ができます。
⇒ 40代後半からはじめたネットラジオ。少額投資で1年23回の経験を積む
Facebookをみると、放送局から懇親会のお知らせが目に留まります。
オンライン開催で、開始時間が、20:00~です。
夜の予定は入れないスタンスですが、
⇒ 夜の予定を減らすと思っている以上に変わります【時間をつくるコツ】
2年目の番組の為に参加することにしました。
⇒ Anchorを使ってどのくらい聴かれているのかを知る【ポッドキャスト】
当日の様子
2020年8月12日20:00になりました。
当日連絡頂いた、ZoomURLをクリックし、メインルームに入ります。
全国からパーソナリティーが参加しています。
個人の都合で、遅れてきても、途中で抜けてもOKです。
他には、「スクリーンショットを撮る時に、顔出しNGの人はカメラOFFにしてもらうこと」「仕事の勧誘はNG」だけです。総勢40名程になりました。
放送局はFacebookをコミュニケーションツールとして使用しているので、友達申請しやすいように、Zoomの名前を所属拠点+Facebook名にかえてもらいます。やり方が分からない人はそのままでOKです。
ブレイクアウトセッションというZoomの機能をつかって、15分1回で4、5人のブレイクアウトルームで個別に会話します。
名前、番組名、オンエア時間帯、どんな番組かの自己紹介をして、気になるワードをざっくバランに会話です。Facebookで友達申請の許可を頂き、その場で申請したりもします。
15分後にメインルームにもどり、以降終了時間まで、この繰り返しです。
今回は、開催時間は120分でした。5回繰り返し80分ほどを個別で会話する時間に充てています。
メンバーはランダムですので、同じ方と一緒になることもあります。
終了時間になり、解散という流れですが、あっという間でした。
ホスト側の片づけの間に10分ほどの時間があったので、延長戦にも参加してしまいました。
オンラインの特性が活きる
当日のオンライン懇親会をみると、オンラインの特性を活かしています。
3つほど利点をあげます。
時間通りにキチンと進みました。
これは、オンラインの特性である、ホスト側で強制的にコントロールできるからです。
Zoomには、ブレイクアウトセッションという最大で50のセッションに分割する機能があります。
終了時間になるとメインルームに戻りますが、この機能があるおかげで、対面時でおこる「同じ人と長く話してしまい、気が付いたら終了時間になっていた」になりません。短時間、少人数で複数回の会話ができます。
また、ボタンクリックで出入りできるので、システム上の機能だから、そんなものという雰囲気があります。参加しやすく、退出しやすいので、気兼ねしません。
知らない人から知っている人に
仕事を立ち上げて知らない人とオンライン会議をすることも多々ありますが、目的がはっきりしている仕事に対しては支障はありませんが、何か新しいことを生み出すことはできません。
このようなインフォーマル(非公式)っぽい、ゆるい感じのオンライン懇親会は、ルールが少なく、遅れてきても良いですし、帰りにくい雰囲気、移動時間などもありません。
「話したところイイ感じの人だった。」は大きいです。
ブログにしろ、YouTubeにしろアウトプットの量があれば、それとなくその人柄を掴むことはできますが、誰もが出来るわけではありません。こういう懇親会があると人と人との関係性の一歩になります。
知らない人から知っている人になります。
まとめ
今回は、【オンラインで意識すること】論理的な「会議」非公式な「懇親会」について説明しました。
「オンラインで懇親会って意味ない」と思っていましたが、オンラインだからできる、ホスト側の強制コントロールはとても有効です。システムのせいにできるので、話している最中に切れても文句がでませんし、ブレイクアウトセッションで、少人数で時間制限付きにできます。
会議のように形式ばっていませんが、少人数で話しますので相手に上手く伝わるように論理的思考は必要です。参加回数を増やすと、練習にもなります。
オンラインでフィジカルな場(現実世界)を共有することは可能ですし、業務効率もより上がります。
最後まで読んで頂きありがとうございました。