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ブログ、ラジオ、ファシリテーターを1年間継続。赤字でも続けられた理由は予算作り

少人数経営のデザイン
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この記事は約9分で読めます。
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※この記事は、新しい取り組みを続けたい人向けです。
新しい取り組みをはじめてから1年目のコバヤシ(@BizHack1)です。

書く仕事、話す仕事を始めてから1年たちました。
周りの方から「よく続きますねー。」と言われています。

今回は、ブログ、ラジオ、ファシリテーターを1年間継続。赤字でも続けられた理由は予算作りを説明します。

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新しい取り組みは予算を作る

新しい取り組みについて考えたことはありませんか?
趣味の話ではありません。仕事や事業についてです。

男性なら30代後半から40代に入ったあたりで、女性なら20代後半から30代に入ったあたりかも知れません。

今までやってきたことは、一生懸命やればやるほど、先がみえてくるものです。
自分の限界、家族のことなどあなたの取り巻く環境がかわってくるからです。

「これからも人生はまだまだ続く、このままでいいのか?」

こういう悩みが誰にでも訪れます。
悩みはあるけど、どうやればよいのか、チャレンジする方法がわかりません。

まずは1人でどこまでできるかを見ることにしましょう。
こうすれば掛かるお金は最低限に抑えられます。

そのお金の範囲で、やってみて、収益がいつごろあがるのかを見ていきます。
こういう時に便利なのは、予算を組むことです。

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予算を作る2つの理由

なぜなのか理由を2つ説明します。

最初から売れることはない

新しいものは売りにくいです。

まして、その業界や商品に詳しくないなら、なおさらです。
売るものはありませんし、誰かに知らせる術もありません。
普通のものを売るとお金が稼げます【起業初期の収入を獲得する方法】

あなたが何をやっていて、何を売っているのかを認知してもらうことが必要です。
認知活動をしながら商品を作ります。
【起業から経営】キャッシュポイントは後。はじめは日銭を稼ぎます。

活動をしていくと、話を聞いてくれる人がでてきます。
彼ら、彼女らと話をすると、望むものが分かってきます。
望むものがわかれば、それを商品化して提供すればよいです。

このプロセスを踏むため、経験のない若い時は5、6年、もしかすると10年ほどの時間がかかっていたかもしれません。

今のあなたは経験がありますから、認知していただくこと、商品を作ること、買っていただくこと、が2、3年でできるかもしれません。

それでも最初から売れることはありません。
安定してくるまでに2、3年はかかるものです。

いつまでに、いくらまで使えるのかわかる

新しい取り組みにより生まれた商品は、売上が安定するまで2、3年はかかる。
と言いました。
それまでは支出になります。

この間、ずっとお金が出ていきます。
いつまでに、いくらまで使えるのか、予算を組むとわかるようになります。
【新しい取り組みではコストをみる】結局、行動するのが一番楽な理由

具体例で説明します。

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予算を作って進めた私の事例

私は40代後半に入り、今までやってきたことを止めて、新しい仕事に取り組みました。
新しい仕事はブログ、ラジオ、ファシリテーターの3つです。

1年間続けることができましたが、それは予算を作ったからです。
どのように考え、1年後はどうなったのかを説明します。

今までやってきたことは、数年かけて縮小する

今までやってきたことを急に止めるのは大変です。
継続取引はどうなる?従業員が路頭に迷わないか?こういう問題があるからです。
私も数年かけて縮小しました。

やめた理由は、ずっと走りっぱなしで疲れたからです。
43歳で全部やめ、それから今後のことを考えます。

まずは、生活費を稼ぐ

まずは、生活費を稼ぐことが必要です。
収入がなくなれば、生活できないからです。
フロービジネスモデルが先でストックは後【速攻現金化はフローです】

今までやってきたことは、デザイナー、開発・運営会社経営で、25年ほどです。ここから派生して経営や経理、営業、ITコンサルティングもできます。

取引先や、今までのお付き合いの方からも仕事の誘いを頂くことができました。
ありがたいことなのですが、丁重にお断りします。

求められていることは、今までやってきたことの延長線だったからです。それでは、新しい取り組みをやる余地がありません。

そこで、新しい取り組みを考える時間を確保でき、かつ活かせるであろう2、3社を新たに見つけて契約することにします。

取引先も大きな規模にしなければ、抱えている問題は経理や営業ですから、複数契約してもやることは同じです。こちらも生活費があれば新しい取り組みについて考えることができ、提供するサービスの品質は落とすことなく、1社あたりの報酬を高くする必要もないです。

どういう仕事をするか考える

生活費をかせぎながら、どういう仕事をするべきかを考えます。

何か世の中に貢献しないとな。

と30代からなんとなく思っており、専門学校での講師、赤い羽根募金、マンションの理事会や町内会に参加、良いなと思うお店でたくさんモノを買うなど、できることをやっていました。

できる範囲でしかやっていないので、しっくりきません。
そこで、新しい取り組みでは、役に立つことを前面に押し出して考えます。

役に立つことをやり続けるにはどうすれば良いか?

  • 発言や影響力をもつために自己ブランディングすること
  • 経済を回すために収入源として不労所得を得ること

このように定義しました。

発言や影響力をもつために自己ブランディングする

役に立つことをやり続けるには、直面している事象に対して、困っていることや悩みなどの問題点を知る必要があります。

知るためには、自分自身に発言や影響力があれば、その人とつながりやすくなります。
だから自己ブランディングが必要と考えました。

まずは、発信しなければ何も始まらないから、発言することを考えます。
シンプルに書く仕事、話す仕事なら、10~15年くらいは1人でもやれそうです。
結果を出す人は、実行にこだわります。【計画しすぎはよくないです】

書く仕事、話す仕事を決めますが、何をするのか具体的にします。

「自分ができる得意なことは何だ」を起点に、いろいろ動き回った結果、
多様性と拡張性の話【話す仕事をつめると出てきた考え方】
同じ目的を持った人と学ぶと気づきがデカイ【勉強会に参加する理由】

  • 書く仕事と話す仕事

を選びました。

書籍やラジオパーソナリティー、ファシリテーターなど、一般的にみると、変わっていると思いまが、発言や影響力をもつために自己ブランディングするという目的にあっています。
行動が早い人の話。能力はそれほど大差ないです【気にしない生き方】

3年たった46歳の時に、書く仕事と話す仕事をはじめました。
得意なことはビジネス系ですから、全てビジネス系にしています。

  • 書く仕事=ブログや書籍
  • 話す仕事=ラジオ、ファシリテーター

自己発信できるメディア「ネットラジオ」を準備をしています。
ラジオのデビュー収録やりました。はじめての仕事は段取りがすべて。
2030 SDGsファシリテーターになった話【真逆のスキルの向き合い方】

経済を回すために収入源として不労所得を得る

役に立つことをやり続けるには、自分がやらなくても勝手に回る仕組みが必要です。
気力や体力の衰えを理由にしたくありません。
【持病はバセドウ病】健康管理してもムリなので上手く付き合います。

10年後、20年後を見据えて不労所得を得られるようにしていきます。

不労所得と聞くと、不動産や証券などを思い浮かべます。
私もそう思いますが、知識がありません。
本を読んだり、お金のセミナーにいくことから始めることにします。

また、ライセンスや成果報酬型の事業なども良いかもしれません。
これらをやる受け皿の法人を設立しておくと良さそうです。

3~5年の予算を組んでみる

方向性が出たので、これを元に予算を組みます。

まずは、会社を設立します。
知り合いの方に社長をお願いし、設立費100万円ほどでつくります。

履歴事項全部証明書の会社目的欄の画像

会社目的をずらっと並べています。

こういう目的がたくさんあるものは、金融機関から好まれませんが、
この会社は規模を大きくしないため、気にする必要がありません。

また、不労所得の中で不動産や証券に関しては具体的になっていないので、加えません。準備が出来た時に、事業用の会社を設立するかもしれませんし、定款変更を行う、事業譲渡で手に入れる等が適切かもしれません。
状況とタイミングを見て手段は選択すれば良いです。

次に、新しく取り組む、書く仕事、話す仕事を1年間売上0円で試算します。

ラジオとファシリテーターの講習費、ラジオの月額費用が年換算で70万円、交通費や会場費など経費で10万円でした。コストは80万円ほどです。

これなら無理なく出来そうです。

おもったよりコストが抑えられたので、B2Cの広告の打ち方などマーケティングの勉強を前倒しにします。100万円ほど計上すると、2、3年は赤字になりますが、大きな額面ではないので、気にせずやることに集中できそうです。

貸借対照表、損益計算書、資金繰りで予算を組み立て、この計画表を元に活動を開始します。

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1年後の結果

売上13万円、コスト80万円、67万円の赤字です。
売上の9割は、ファシリテーターで、残り1割はブログです。

ファシリテーターは、SDGsのカードゲームをワークショップスタイルで行います。
既にパッケージ化されている資格でしたので、取得後1か月後に自主開催します。
今は、新型コロナウィルスの影響で、対面で行うワークショップは開催できていません。何か別の方法で提供できる形の模索が必要です。

売上以外の実績をみてみます。

  • ブログ=120記事、21628PV
  • ラジオ=23回放送、6ヵ月目からpodcast配信で再生回数270
  • ファシリテーター=5回開催、72人に実施/メディアから執筆依頼

この数値が、多いのか少ないのかは不明です。
とりあえず1年間続けることができるのか?のみに焦点を充てて活動しました。
やらない事・ルーティン化を決める。メンタルとモチベーション。
継続するから早期事業化を目指す【話す仕事で収益を上げる私の作戦】

月次のブログ運営報告で、よく「気にしません」と書いていましたが、「気にしている余裕などない」が正しいかもしれません。
あえて言います。人に興味がないくらいがよい【1人会社の経営者】

また、マーケティングの勉強も消化できました。
B2Cはやったことがないので、B2Bとの違いを実感しました。
コンサル先の事業でも、20代の従業員さんとチームを組み試しはじめました。

新しいことに取り組むと、当然ですが実績がありません。
こういう場合は、既にあるものや体験で切り口を変える、組み合わせる、少し手を加えるなどを発信し、反応をみて改良します。改良していくと良いコンテンツになります。
はじめから100点はいらない。まずは30点で完成させる【磨く感じ】

1年間続けることができ、2年目がみえてきました。
新しい取り組みでしたが、1年間続けられるかに注力して良かったです。
ほとんどの人がやりたいことで稼げない理由【1年は本気でやる覚悟】

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まとめ

新しい取り組みは予算を作れば、赤字でも続けられることを説明しました。
察しの良いあなたなら気づいたかも知れません。これは事業投資のマインドです。

新しいことですから何をどうするのか、調べるところからはじめます。
まずは、続けられるのかを見極めましょう。

予算を組み立てると、いつまでに、いくらまで使えるのかがわかります。
これが出来れば、あとは気兼ねなく集中できます。

1000回素振りをやれば、バッターボックスに入っても少なくともビビることはなくなります。はじめは、誰でもヘタくそなので、気にする必要はありませんよ。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

編集後記

今、書籍の出版を進めています。契約は完了したので、あとは実行するだけです。
書く仕事で書籍もあげていましたが、なんとか目途が付きました。活動すれば、何とかなるもんです。

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